naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

快走、阪神(2003)

快走、阪神

カウンターが8000を越えた。個人的なHPゆえ、更新の波があるが、少しずつ気にして見に来てくれる人がいてありがたい。8000のキリ番は、熱烈阪神タイガースマニアのTKら氏だったので、阪神ねたをここいらで。

今日、巨人との連戦初戦に16-5で勝ったことは、もしかすると今シーズンの大きな節目だったかもしれない、と永年の阪神ファンは小声で言っておく。

開幕ゲームの翌日、伊良部投手の快投から、阪神タイガースはひた向きに戦ってきた。金本、浜中を軸とした打線、ムーア、伊良部の先発投手の活躍に勢いを得て、4、5月を突破したが、浜中の故障、井川の不調で危ぶまれた6月も、赤星、矢野、片岡らが繋ぐ打線の勢いは止まらず、安藤、ウイリアムスの中継ぎ抑えががんばっている。

今年、阪神は選手の多くを入れ替え、活性化をはかった。その効果は従来の選手にも波及し、今岡、赤星、浜中そしてベテラン八木の活躍、最近になって選手会長の檜山も波に乗ってきた。井川、薮もなんとかふんばっている。そしてうれしいのは、中日から戻った久慈も活躍したことだ。あれほど薄かった選手層が、入れ替わりヒーローが生まれている。

投打のバランスが続くかぎり、今年の阪神は快走するかもしれない。そして経験の無い終盤の争いに打ち勝つとき阪神ファンもまた夢見た時を迎えるかも。

しかし、それでも永年の阪神ファンは慎重である。今騒ぐのはマスコミと俄ファンだ。「ひとつひとつ勝っていく」という星野監督と選手の声が、地に足がついていて心強い。

人間も心身のバランスが大事だとつくづく思う。

2003.6.21