実のところ、開幕戦を見て以来、対横浜戦で阪神が連勝記録を続けるたびに、今シーズン、僕は見に行ってはいけないのではないかという不安につきまとわれていた。昨年、勝利を共に見た幸運な方々と見に行くことにした。
内野自由席は横浜球場では一塁側、三塁側の区別がない。三塁側の行列がすさまじく長かったので、一塁側へ行くと阪神の半分以下の列だった。今年、ベイスターズは低迷しているが、横浜球場の入場者はそれほど落ち込んでいないという。今年の阪神ファンのおかげらしい。実際、今回も三塁側、レフト側以外にも阪神ファンが紛れ込んでいて、どちらがホームチームかわからないくらいだった。
試合は、途中追いつ追われつの接戦だったが、途中から阪神の快勝の展開になった。本来、エース級の伊良部投手が投げて、5点も取られたら負けのパターンだが、今年の阪神打線はそれを跳ね返してしまう。
久々の勝利に酔いながら、この快走が続くように祈った。（2003.6.27）
2003.7.6
