naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

電子ピアノ協奏曲

上の女の子は、4歳頃から音楽教室に通っている。まあ、女の子でもあるし、本人が音楽に興味を持ったことから始めたのだが、大したことに、いまだ続けている。

筆者自身は、音楽に興味を持たなかったのと、「習い事」がいやだったので、やらなかったが、実家にあったオルガンに興味を持った弟妹は母親の願い通り(小さい頃ピアノが有る家が羨ましかったと再三聞かされていた)、音楽に興味を持ち、妹はいまも音楽教師をやっている。

上の子も音楽教室が上級生向きになってきて、ピアノも始めた時に、電子ピアノを買ったが、まだ小さかったので一番手ごろな、安いものを選んだ。かみさんはエレクトーンをやっていたので素養はあるのだが、お互いピアノについては知らなかったし、それほどのこだわりも無かった。

それが、11歳も近づくと、意外にも上達してきて、かなりの曲目を弾くようになってきた。筆者はその曲が誰作曲のなんて言う題名かとかは、覚えられないが、妹が小さかった頃は写真係でピアノの発表会へ何度か行っていたので、結構耳には聞き覚えの有る曲が多い。で、その辺りの曲を弾くようになると、音の強弱や響きも演奏に影響するようになってくる、らしい。ピアノの教師から「貸しスタジオでの練習」を薦められてきた。

要はグラウンドピアノ(=ピアノ線が横に張ってある)で練習しろと言うこと(教室のはアップライトピアノ=ピアノ線が縦に張ってある)で、自宅の電子ピアノでは役不足になってきた。さらにうまい?具合にその電子ピアノの鍵盤の一つが普通にたたいてもそこだけ大音量に音が出るようになったので、買い直すことになった。

といってもアコースティックピアノを買うには先立つものも無ければ、近所の手前いつも大音響で練習は出来ないから、やはり電子ピアノにすることにした。

ネットで調べてみると、商品カタログでいろいろ出てきたが、音楽関係者のHPで「ピアノ練習には電子ピアノは使えない」という人と、「実用上充分で、アパート暮らしには欠かせない」という人も多く、共通点では「最近の電子ピアノは良くなった」という。

電子ピアノは、筆者のような立場で見ると、鍵盤をたたいた時の本物と近い感触、それによる力と時間を拾うセンサー、それを入力としてどのような音を出すかと言う出力信号、そして肝心の電子音源で性能が決まる。さらにはスピーカー性能も重要だが、ヘッドホンでは機能しないので二の次であろう。

そんな中で、やはりピアノ老舗のヤマハと、キーボードのローランドがともに候補になった。
しかし、同一メーカーの中でも価格差が数倍くらい大きく、どの程度違うのかわからない。
しかし、やはり最後は実際に弾いてみた時の感触が本物に近いかどうかの判断が必要であり、ここは音楽教師の妹に判断をしてもらうことにした。素人ではわからないことでも、専門家が弾くと聞いていても違いが分かってくる。(店内で思いっきり弾くので目立っていたが;)

結果はやはり高価格のものが良かったが、音質のヤマハ、キータッチのローランドということで、(これはネットでも言われていたことだったが)最上位でなくてもキータッチの良いローランドにした。10万も違うとねえ・・。

本人も喜んでいたので良かったが、音楽教室の教師はそれでも貸しスタジオを薦めている。そこの音楽教室、ローランド系だろ。