naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

少年野球

2005-06-05-151458


長男の野球チームを応援しに初めて見に行きました。
長女は女の子らしく、筆者の趣味には染まらずに、ピアノやダンスをしていて結構なのですが、下のは男なのを良いことに、筆者の趣味をことごとく伝染?遺伝?して順調に受け継いで、頼もしい限りです;)

しかし筆者は、子供を小学校一年生で野球チームに入れるのは少し反対でした。野球と言うのは、体力+知力のスポーツで、リトルリーグも4年生からだったか、ともかく大きくなってから、という気がしていました。また、スポーツの中では長時間の試合の為、意外に総運動量が多く、使う筋肉は偏っているので、体力のない子供は体を酷使しがちなのです。
ですが、今の少子化傾向で、一学年60人程度では、遊びで野球をやることは不可能で、さらに子供の中で野球はすでに花形スポーツではなく、どうせ入れるなら始めからの方が良い、という母親の適切な判断があったから、この春から地元少年野球チームに入れました。

チームの監督、コーチ、といっても子供の親ですが、皆さん熱心で、毎週朝から夕方まで練習しています。ですが、高学年とそれ以下では力の差が大きく、チームを分けているので、なかなか紅白戦と言うわけにも行かないようで、今日のように外のチームと練習試合と言うのも多いようです。まだキャッチボールもまともにできない子供が、試合に出るのは、かわいいとか滑稽とかいう以前に、危険でもあるので、指導の方は余計神経を使うでしょうが、見た所、子供以上に熱中してしまって、ちょっと子供には難しいなあと思うような指示が飛ぶところも。

偏見ですが、サッカーなどと違って、野球はいきなり出来ないので、はじめは面白くないのですが、たとえばバットにボールが当たって初めて面白くなってくるものなので、楽しくやらせたいものですが、一方で、ルールとかも覚えなければならないので指導は大変です。筆者の世代が子供の頃、クラスに一つ野球チームがあったような時代ではないので、少年野球の指導はより難しくなっています。本当は子供と遊んでりゃいいのですが、そうもいかない。しかもその人が、スポーツが得意で真面目にやってきた人であればあるほどそうはいかない、いや、できないのでしょう。筆者のようにへたくそで万年補欠だったようなものには真似できません。

長男は、温情なのか、選手不足か知りませんが、レフト9番でフル出場。デッドボール以外は2三振、レフトもエラーでランニングホームランにしてしまいました。でも試合の為に昨日自分のバットも買ってもらって、大張り切りで、試合は大敗したものの、楽しそうでした。そう、少年野球は楽しくなければいけません。大きくなればつらいことも多くなるのだから。