暑い日が続きます。また、梅雨明け後の晴天も続き、連日真夏日が続くと、8月がどうなるのか心配になるほどです。
こういう日は惑星観望に向いているのですが、先週に比べると上空の大気が不安定になっているようで、かげろうのような気流が見られます。しかし、たまに安定する時もあり期待は出来ます。
ただ風が強く、望遠鏡が揺れてしまうのは困ります。だんだん日本の気候が変わってきているのを感じます。
天体望遠鏡をシュミカセにしてみました。以前ミード25cmを手放した経験があるのですが、一方で現在のCN212のシャープネスには満足しているものの、光量の不足を感じていました。デジカメでのコリメート撮影にこだわると光量確保が不可欠と考え、中古のセレストロン28cmに手を出したわけです。しかし、ミードの自動導入架台と望遠鏡が一体になった重量が25キロで、腰痛になった経験をふまえ、自動導入ではなく鏡筒単体にして、手持ちの赤道儀に載せています。
眼視でもなかなかのシャープさを見せてくれて、安心しました。シュミカセはその点が心配ですから。もしかしたらアイピースの善し悪しも関係しているかもしれませんが。
しかし、もう口径ではアマチュアの所有できる最大級になってしまいました。しかしこれで写りのできを口径のせいにすることはできなくなりました。(笑)
撮影日: 2010年7月28日
露出時間: 動画約30秒(30フレーム/秒)
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)、高橋90S
カメラ: ニコンP4、MOV、デジタルズームx1.8、ニコン アイピースNAV-10SW+EiC-16
画像処理:コンポジット(約900枚コンポジット)、ガンマ補正、画像復元
シーイング 4-5/10、透明度 3/5
2時13分
2時52分
3時18分
3時35分