ペルセウス座流星群の極大日は新月にも当たって、好条件でした。ですが遠出はしませんでした。
自宅のテラスに横になって、13日の3時から4時にかけて上空を眺めました。幸い雲が切れて、ペルセウス座が横浜の空では珍しく人の形に良く見えました。
子供2人と併せて三人で、合計20個程度流星を見ました。
都会ではなかなか見えた方ではないでしょうか。今年のペルセ群の出現数が多かったのか、空が良かったのか、わかりませんが。
同時に木星も見てみました。
はじめ、雲を通してみた時は、透明度が悪いなかでシーイングは良かったようです。その後、雲が流れて星が多く見え始めると、めらめらと炎のようなシーイングになり、模様が見にくくなりました。
28cmシュミカセ、C11は光量が稼げるので、デジカメのコリメート撮影に向いているようです。
今回の写真は、一枚目が雲を通してで、光量は不足し、色も狂いました。それ以降は十分な光量のおかげでS/Nが良い画像が得られました。シーイングが悪い中、あまり強烈な画像復元をしませんでしたが、この方が眼視に近い印象です。
木星
撮影日: 2010年8月13日
露出時間: 動画約30秒（30フレーム/秒）
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11（28cmシュミットカセグレン）、高橋90S
カメラ: ニコンP4、MOV、デジタルズームx1.8、ニコン アイピースNAV-10SW＋EiC-16
画像処理:コンポジット（約1000枚コンポジット）、ガンマ補正、画像復元
シーイング 5-2/10、透明度1- 4/5
2時52分
3時21分
3時58分
