naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

木星2014年1月24日

毎年、茨城県のほうに行って星見をする会があって、今年もお誘いを受けていたのですが、あいにくここのところ体調不良で風邪を引いてしまったため欠席になってしまいました。 昨日は移動性高気圧が通過中で、真冬にしては気温が上がり、気流も良くなっていたので、風邪をひきながらも自宅で木星を見てみました。 撮影日:2014年1月24日22時20分(JST) 露出: 1/30秒、ISO1600 撮影場所: 横浜市 望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、ビクセンアトラクス カメラ: ニコン1V1+10-30mm(30mm)画像サイズS、カメラブラケットDSB-N1,ニコン アイピースNAV-5SW 画像処理:コンポジット(100枚コンポジット)、ラプラシアンフィルター=Keiths Image Stacker、 シーイング 5/10、透明度3/5 20140124_222023dsc_1675k 20140124_222023dsc_1675k2 この冬はやたら寒いので、こういう日でもなければどうせシーイングも悪いだろうということで星を見ることも無かったのですが、それでもやはり寒い、早々に切り上げました。 上の写真二枚はじつは同じ素材です。スタックをした後、2x2ピクセルを1ピクセルにビニングすることでノイズが減って感度が上がるのでそれをしたものが下です。若干ですがビニングしたものに画像処理した方が模様がよくみえるようです。大きめに撮影してビニングする、というのが良さそうです。 シーイングは冬にしては良かったのですが、デジスコ撮影では枚数が少ないため、良いコマだけを残すという手法が使いにくいのが弱点だと言うことが分かりました。 星見の会の方は、M82銀河に現れた超新星も見えて、盛況だったそうです。行きたかったなあ。 追記 スタック枚数を50枚程度に減らして、繊細さを残すように処理してみました。こういう処理だとビニングしない方が良いようです。 20140124_222023dsc_1675k4 20140124_222023dsc_1675k3