naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

阪神電車の風景レイアウト-4

さてレイアウトの地形作りです。 一般的に「ハリボテ」構造が使われます。とくに高い山が有る場合などは地形構造を厚紙などで骨組みを作り、その上に薄紙を貼り、さらに石膏をかける、という工程です。 今回のレイアウトは阪神平野の海岸沿いですので全く山は有りませんが、先述のように天井川の土手が有ります。そこで川の部分はベニア板で組み、その前後の勾配部分は発泡スチロールで骨組みを作ったところに直接石膏をかけることにしました。 Hm1919 最近は「プラスタークロス」という商品があって、石膏プラスターをまぶしたクロスを水につけて貼付ければ「ハリボテ」ができるというものです。確かに便利そうなので、これをまねして、「キッチンペーパー」を石膏に浸して貼付けてみました。 Hm2020 ベースの形状がしっかりできているところはこのやり方で良さそうです。しかしキッチンペーパー自体の凹凸が表面に出て来たりするので、意外に石膏を大量に使いました。あまり節約にはなりません;)。一方、その凹凸が川底の表現に使えそうなのであえて見せることもしてみました。 Hm2121 着色します。 白いままですとうまくいっているのか不安になるので(笑)、ベース色をまず全面に塗りました。 どうせベース色ですから本当はけちっても良さそうですが、安い100円ショップの茶色などを使うと色が濃すぎたりして、それで後悔して結局上塗りを繰り返しすことになります。 今回は田宮の「ダークイエロー」を主体に「オリーブドラブ」「ダークグレー」なども使ってみました。 Hm2424 Hm2525 関西の土は白っぽい(関東が赤っぽい)のと、阪神間の土は川砂が表土になっているので明るい色です。 Hm2626 Hm2727 セクションごとに作業したいのですが、組み合せて色がおかしくならないようにするには同時塗装が良いです。 Hm2828 道路の処理は迷いながらやっていますが、最終的にどうにもなりませんでした。 Hm2929 Hm3030 線路はマスキングしていましたが、はがすと周りの色と違和感が有り過ぎなので、結局道床部分も塗ることに。しかし線路に塗装がかかると走行性能が悪化するので、本当は塗りたく有りません。 Hm3232 しかも、鉄錆色のつもりで塗った茶色が赤すぎて気に入らず、余計重ねて塗るという悪循環。 Hm3333 Hm3434 建物も同時に配置しながら雰囲気を確認、また建物を買い足すのでキリがありません;)。 Hm3535