2015年の夏、高校野球

2015年のこの夏は、当初の長期予報は冷夏だったはずなのに、やっぱり暑い夏になりました。 全国高等学校野球大会は100周年、甲子園球場で先日幕を閉じ、神奈川県の東海大相模高校が45年ぶりの優勝を飾りました。 筆者は、1970年の甲子園に、準決勝、決勝を見に行き、この東海大相模の初出場、初優勝を見ました。筆者は親の実家がともに神戸なので、このころは親の帰省について神戸に毎年行っていました。しかし、阪神電車の甲子園駅が甲子園球場の場所とは知らず、野球に興味を持った小学4年生は初めて甲子園球場に高校野球を見に行って感激しました。 翌1971年も甲子園に見に行き神奈川県代表の桐蔭学園が初出場、初優勝をして、「神奈川を制するものは全国を制す」といわれたのでした。 この時期になると軟式高校野球で万年補欠だった筆者でも、保土ヶ谷球場グラウンドに立ったことをなつかしく思い出します。 さて、我が家には高校二年生の球児がいます。 初の地区予選では、はじめてベンチ入りメンバーになって新聞にも載ったものの、直前になって打撃不調からベンチを外され、苦い夏になってしまいました。 しかし、予選後も、練習を頑張って、勉強には脇目も振らず；（、秋季大会に出場しました。知らない方には不思議に思われるでしょうが、春の選抜参考になる秋の大会は、ブロック予選から始まり、勝ち抜けた学校が県大会、関東大会へ進みます。したがって最初のブロック予選は甲子園が終わった今週から始まっているのです。（ちなみに甲子園に行っていた学校は予選免除） 光陵高校は、名門横浜商業、いわゆるY校といきなりぶつかって、0-4で敗れて、予選通過はなりませんでした。そのため次の試合は消化試合なのですが、3年生の抜けた新チームにとって公式戦初勝利をかけた一番です。それが本日、横浜商業グラウンドで、対瀬谷高校との試合が行われました。 Y校グラウンドは筆者も軟式野球の試合で立ったことがあります。しかし、校舎もグラウンドも綺麗になっていました。 試合は接戦にもつれ込みました。 試合は5-4でサヨナラ勝ち、球児たちの（親、特に母親にとっても）暑い夏は終わったのでした。