暑い日が続きます。その中でのオリンピックはコロナ以上に暑さとの戦いになっています。
最近は天候が不安定で、急な雷雨に見舞われるので安心して望遠鏡を出せませんが、今日は久しぶりに出しました。
電動フィルター交換によりリモート撮影が可能になったのですが、楽ではありません。その一つに惑星が中心からズレるのをASIAIRでスマホを使い赤道儀を補正するのですが、WiFiを介在するので反応が悪く、頻繁に補正するのが大変です。
そこで今回はオートガイドをしてみました。これによりだいぶ補正回数が減って楽になりました。
3色分解も、R,G,B以外にクリアフィルターのL画像を追加して、色はRGBで作り、ディテールはL画像で作ってLRGB画像にしてみました。なんだか手間ばかりかかっている気もしますが。
そのためかどうかは分かりませんが、雲の流れる悪シーイングの割にそれなりに写りました。
これから大赤点が正面に回ってくるというのに、その後曇っちゃいました。
2021年7月31日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度2/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.6(Win)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタックDrizzlex1.5、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、シャープ、RGB合成)、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整
(RGB各)露出10msec、ゲイン380、4000枚>80%約3200枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン360、5000枚>80%約4000枚、x2セットディローテーション
22時52.9分(JST)
(LRGB各)露出15msec、ゲイン400、4000枚>80%約3200枚
22時14.2分(JST)