10月2日は台風一過で快晴だったので望遠鏡を出しておいたら、いきなり夕立が来てひどい目に遭いました。
3日は雲が流れましたが、夕方はシーイングがまあまあで期待していました。ところが雲が引いた頃には最悪のシーイングで撮影しても絵にならず諦めました。
初めの一回だけですが、撮影時間が大幅に早くなりました。惑星撮影の季節は終わりですね。
2021年10月3日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度3/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7β(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、シャープ、RGB合成)、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整
(RGB各)露出10msec、ゲイン380、3000枚>50%約1500枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン360、5000枚>50%約2500枚、x2セットディローテーション
19時20.4分(JST)
ところで、MacでFireCapture v2.7βを使い、INDIで赤道儀を接続してオートガイドをしようと目論んでいる話をしましたがMacBook Pro(2013)のUSB接続に癖があって苦労していました。赤道儀をSynSkyコントローラーにRS232C経由でUSBシリアル変換ケーブルを使い、なんとか左USBにカメラ、右にハブをつけてフィルターホイールと赤道儀を接続することで安定しています。Mac用のUSBシリアル変換ケーブルは以下のものを使っています。この製品はPL2303チップセット内蔵でMac用ドライバも最新版が出ていますのでそれをダウンロードすれば大丈夫です。
ただ、これによってINDIのコントロールはできるようになったのですが、FireCapture v2.7β(Mac)では今の所オートガイドが動きません。動いているような表示は出るのですが。ちなみにMacのParallelsで動かしているWindows10でFireCapture v2.7β(Win)ではASCOM経由で順調に動きます。まいりました。