naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

(旧)東海道散歩 俣野別邸庭園

今年は2月の気温が低く、梅の開花が遅れました。いつもなら2月初めに咲き始め月末には満開になるのですがまだ蕾も多くて長く楽しめそうです。

前回、東海道散歩で訪れた横浜市戸塚区東俣野町の俣野別邸庭園に再び行ってきましたのでその写真も交え紹介します。

現在のこの場所は、国道1号線の藤沢バイパスと藤沢、江ノ島へ向かう旧道との分岐点になります。

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横浜市藤沢市の市境に位置する風致公園です。 園内は、河岸段丘を利用した高低差のある地形が特徴で、外苑と内苑に分かれています。外苑は、住宅地の中にあることを忘れさせる静かな雰囲気に包まれており、四季折々のさまざまな花木や草花を楽しむことができます。内苑は、平成29年4月に公開され、俣野別邸の主屋を中心とした芝庭が広がっています。公園名の由来となった俣野別邸は、昭和14年に建築された和洋折衷住宅で、主な部屋の造りや仕上げが復元されており、横浜市認定歴史的建造物に指定されました。 晴天時には、外苑や俣野別邸の展示室から、丹沢山系や富士山を望むことができます。(俣野別邸庭園公式サイトより引用)

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内苑に位置する俣野別邸は、昭和14年に建てられました。昭和初期のモダニズム影響下における、ハーフティンバー・スタイルを取り入れた和洋折衷住宅建築として評価され、平成16年7月に国の重要文化財に指定されました。(平成21年に焼失し、平成23年に国指定重要文化財が解除)
現在の建物は、既存建物の主要部分の焼失後、横浜市が公園施設として再建したものです。公園施設としての公開にあたり、一部改変、付加した部分はありますが、主な部屋の造りや仕上げはオリジナルのものを忠実に再現しています。平成29年2月10日、横浜市認定歴史的建造物となりました。(俣野別邸庭園公式サイトより引用)

このように再建ではありますが、昭和モダニズム建築の一つとして歴史的建造物になっています。阪神間にも昭和モダニズム建築は数多く残っています。「阪神魚崎駅近くにある近代建築」を参照。

またこの建築は、旧住友家の東京別邸でした。阪神間は当時住友家の本拠地なので横浜にもその雰囲気を持ち込んだのでしょうか。

河岸段丘を利用した高台にあるので、西側の展望が素晴らしく、パノラミックウインドウの展望室があります。

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3回訪れたうち一回だけきれいに晴れました。建物の中に入るには見学料が必要ですが、この展望はなかなかです。

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建物の西、一段降りたところに庭園が広がっています。この時期は梅が満開、のはずでしたがまだ蕾が多いようです。なおこの庭園には桜が多いので河津桜が咲き始めたこれから4月にかけて各種の桜が咲き続けるようです。

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俣野別邸はここまでです。

おまけで、舞岡の早春カット。

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畑の準備で農家の方は忙しそうです。