横浜には結構田舎が残っています。そんな田舎の一つ、横浜市泉区下飯田町には駅が二つもあります。一つは横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)「下飯田」駅、相模鉄道いずみ野線「ゆめが丘」駅です。前者が1999年3月、後者が1999年8月立て続けに開業し、すでに20年以上経ちますがずっと駅周辺は放置状態でした。今年、周辺商業施設が着工していよいよ大きく変貌するところです。そんな下飯田町に行って来ました。
横浜市営地下鉄で下飯田駅に到着。地上には平屋しかありません。
2週間前に行った時には菜の花が満開でした。相模鉄道いずみ野線が見通せます。
この日、梅雨入り前の五月晴れの暑い日でした。遠く富士山が見通せます。
相模鉄道いずみ野線ゆめが丘駅は直線距離で250m程しか離れていません。
この駅は鉄骨をアーチ状に組み、アクリル屋根を付けた近未来的なデザインで、関東の駅百選認定駅です。
駅東側には大きな土の山。工事が開始されているようです。
駅周辺施設は何もありませんが、ゆめが丘駅です。
高架の向こうには富士山が見えます。
駅西側は駅前道路の工事が進んでいます。
西側から見た駅です。上が今日の写真、下が2週間前です。工事が進んでいるのがわかります。
駅北側の環状4号線の上に掛かる鉄橋は、在来鉄道で日本初のニールセン・ローゼ橋を採用しているそうです。
ゆめが丘駅ホームに上がりました。富士山が見通せる眺めの良いホームです。
近未来的なデザインです。しかしアーチ状の鉄骨に貼り付けた曲面アクリル板が白く曇ってしまって、ほとんど外されており風除けがありません。
湘南台駅から一駅です。
電車越しに富士山が見えます。
先述のニールセン・ローゼ橋のアーチをくぐって横浜方向から下り電車が来ます。相模鉄道電車を撮影するには最も綺麗に撮れるところかもしれません。
地下鉄下飯田駅方向を見てもこんな感じです。商業施設はこちら側にできる予定です。
隣の湘南台駅から地下鉄に乗り換えて帰りました。
筆者の地元も東戸塚駅ができてから18年がかりでやっと商業施設ができました。東戸塚も富士山がよく見えるところでしたがビルが立ち並んでからは見えなくなってしまいましたから、下飯田もそうなるかもしれません。できればこの景色も留めて欲しいものです。