台風が沖縄から朝鮮半島に向かってゆっくり移動中。横浜は晴れたり曇ったりしています。
東日本は台風の影響の東にあるため、エアポケットのように高層大気が安定しているようなので雲間を狙って惑星撮影しました。
土星撮影時、快晴に近かったのですが、木星の大赤斑が見え出す頃には雲が湧いてきて撮影困難になりました。大赤斑の脇をイオとその影が通過するタイミングだったので、雲間から眼視ではよく見えたのですが写真に撮れなくて残念でした。
2022年9月4日 横浜市戸塚区
シーイング5/10、透明度2/5(雲通る)
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Win)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(Win)最大エントロピー法、シャープ、RGB合成、LRGB合成、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整
土星は衝もすぎて輪の明るさが暗くなりました。本体の縞模様がよく見えます。
(RGB各)露出15msec、ゲイン400、約3000枚>70%約2100枚、x2セット
(L)露出15msec、ゲイン360、約3000枚>70%約2100枚、x5セット
22時29.3分(JST)
(RGB各)露出10msec、ゲイン400、約3000枚>70%約2100枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン360、約3000枚>70%約2100枚、x4セットディローテーション
22時47.5分(JST)
翌日、レジスタックスの操作を変えて細部を強調するようにしてみました。変わったかな。
23時06.2分(JST)
大赤斑が縁に見えだしました。この頃から雲が多くなって3色分解のルーチンがとれません。衛星イオの影が見えていましたが、雲を避けての撮影なので不連続になっています。
23時45.4分(JST)
この間雲で見えず、雲間で急いで撮影しましたがすぐに曇ってしまいました。
25時13.4分(JST)