10月にしては悪天候続きでしたが久々に快晴になり、鎌倉長谷にある鎌倉文学館に行きました。ちょうどバラ園のバラが満開でした。
この施設は鎌倉市の所有です。大規模改修のため2023年4月から2027年3月まで入れなくなるためバラ園も今シーズン以降当分見ることができません。筆者はこのところ毎年訪れていたので当分見納めということで写真を撮ってきました。
旧加賀藩主前田家の別邸として1890年(明治23年)ごろ建てられた和風建築だったのが火災で消失し、洋風建築で再建されたものの関東大震災で倒壊、立て直したものをさらに1936年(昭和11年)に全面改築した建物が現在残っています。
なお、1985年(昭和60年)に、鎌倉市に寄贈され、鎌倉文学館として鎌倉文士の川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子らに関する展示がされています。
以前はテラスのある3階に登って、海が見えたと記憶しているのですが、今は木造建築の3階になるため公開されていません。
芝生の庭の先にバラ園があります。
行きは鎌倉駅から歩きましたが帰りは長谷駅から江ノ電でした。江ノ電は開業120周年のヘッドマークがついています。