阪神電車の風景レイアウト-5
のっぺらぼうの地形のままですと、うまくいっているのかどうか心配になります。
ここからレイアウトセクション個別に作業を進めることにします。
建物を借り置きして、イメージをしながら進めます。
メインとなる住吉川の作業を進めます。
実際の風景です。1975年頃には、六甲アイランドの埋め立て工事も終わって、住吉川をトラックが行き来することはなくなって、今と同じような川底になっていました。
川草は、現在よりちょっと多めでだったと思いますので、そのイメージでライケンやパウダー、そして実際の小石を配置、固定します。
上流です。阪急の住吉川橋梁あたりをイメージして、さらに川草を増やします。
そして、水流を表現するために厚めに木工用ボンドを塗り伸ばしました。これが乾燥すれば透明になります。
木工用ボンドが透明になると、川底が丸見えです。これは想定しており、あらかじめ川底をアクリル絵の具で表現しておきました。本物も雨が降っていなければ川底の良く見える清流です。
変わって魚崎駅の東側セクションです。
建物の配置後、LEDを仕込んで、接着しました。
震災前は日本家屋が多く残っていましたのでそのイメージです。母の実家もこの中にあるという想定です。
阪神間に多く見られる庭木を配置するのに、作成しました。
魚崎駅セクションです。
阪神間モダニズムの象徴として、魚崎小学校と神戸市東灘区区民センター分館を配置しました。
こちらを参照してください。「阪神魚崎駅近くにある近代建築」
緑は近くにある公園をイメージしています。ここは昔大きな屋敷があったのですが、神戸市に寄付されて公園になったようです。
松の木が多いのでそれも再現します。御影石の石垣は小石に着色して再現です。
雰囲気を出して行くのには着色も何度もやり直して時間がかかりますが、少しずつ楽しみながらやるのできりがありません。