naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

2010年5月の北海道旅行1ー美瑛丘の風景

この五月の連休は全国的に天候が良かったようですが、直前までの天候不順からなかなか予定が組みにくく、近場では大渋滞だったそうです。
筆者は、長女が高校入試だったので、「合格したらゴールデンウイーク(死語?)に北海道へ旅行に連れて行ってやる」と約束して、目前のニンジン代わりとしました。(笑)
すると長女は前期合格を果たし、2月には宿の予約、航空券予約と早々に手配できました。そうでなければ、こんなに早くの手配はしなかったでしょうから、逆に天候不順にやきもきしていたかもしれませんが、筆者の家族はもうどうあっても行くしかないので、ひたすら好天を祈っていました。


北海道は、過去のブログにも書いたように、筆者にとっても旅行の思い出のある地です。
しかし、そう何回も行ける所でもないので、どこに行こうか考えましたが、やはり景色の美しい富良野、美瑛にしました。
美瑛は昔の、筆者が学生の頃のガイドブックには載っていないくらいの無名の土地でした。富良野ですら例のドラマが放送されてから有名になったのですから。
しかし、1981年、筆者が友人の車で長期北海道一周旅行したときにすでに、前田真三の美瑛の丘の写真は発表された直後でしたが筆者の記憶に焼き付いており、このときもその景色を求めて車で移動しました。ですが結局美瑛の地は訪れること無く、その10年後にようやく訪れることができました。

今回はそれ以来になります。
幸い先週までの雨もあがり、まだ早春の美瑛の丘を見ることができました。

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丘の上にある白樺並木はまるで舞台のようでした。
役者が良い演技をしてくれました;)

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結構急斜面の丘です、
これらの丘はもちろん自然のものではなく、耕作地なのですが、昔、人力、馬力で開墾したのでもとの地形を変えることまで出来ず、耕作地としては不便な形をしています。
ですが、丘の窪地に人家などが隠れて、風景としては余計なものが見えない、実にシンプルな図形に見えます。これが芸術的に見える要因で、暮らす人にとっては皮肉なものです。

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