naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

歴史

横浜市都筑区 遺跡と歴史博物館

以前、横浜の三殿台遺跡を紹介しました。高度成長期以降、横浜はニュータウン開発など大規模開発が行われる一方、多くの古代遺跡が発掘されています。しかし保存公開されている遺跡はあまりありません。 その中で、横浜市都筑区にある大塚・歳勝土遺跡(おお…

栃木県栃木市 小江戸「蔵の街」小旅行

2016年に小江戸と名乗る代表的な町である千葉の佐原、埼玉の川越に立て続けに行ったので、栃木県の栃木市も行くつもりでいましたがなかなか機会が無いままでした。 まだ暑くならないうちに行ってみることにしました。 東京上野ラインで一気に小山まで行き、…

二つの白旗神社 2024年3月

横浜市戸塚区平戸町と品濃町はとなりですが、それぞれ一つずつ、二つの白旗神社があります。筆者も平戸に住んでいた頃から知っていましたが、なぜ同じ名前の神社がすぐ近くにあるのかは疑問でした。 白旗神社は源氏(赤旗の平家、白旗の源氏)の神社で各地に…

(旧・)東海道散歩 辻堂〜茅ヶ崎 2024年3月

現代の東海道は国道1号線の通称ですが、日本橋から横浜までは国道15号線、保土ヶ谷、平戸まで旧東海道は国道ではありません。このブログの表題で、「旧・東海道」と書いているのは国道1号線ではないからです。一方、戸塚(品濃坂、平戸)からは国道1号線が旧…

早春 東京汐留浜離宮 2024年2月

浜離宮恩賜庭園は東京汐留にある都立庭園です。筆者は初めて訪れましたので、公式サイトから引用してこの庭園を紹介します。 潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺…

横浜磯子岡村 三殿台遺跡 2024年1月

このところ筆者の忘備録ということで自分の散歩記録になっています。ネットで情報を検索すると結構定年後に歩いている人が多いようで、同じだなと思います。会社員だと住んでいる所を意外と知らないでいたので再発見ということもあるでしょうか。 今回は小学…

旧・東海道散歩 (新子安駅ー)鶴見ー川崎六郷 その2

2024年1月、日中、暖冬のため暖かくなりました。 旧東海道散歩は年末の新子安駅からスタートし、六郷土手を目指しました。 前回の続きです。 鶴見線国道駅は再掲します。 旧東海道を先に進むと鶴見線の高架があります。 ここは国道駅です。反対側は国道15号…

旧・東海道散歩 新子安駅ー鶴見(ー川崎六郷)その1

2024年1月、日中、暖冬のため暖かくなりました。 旧東海道散歩は年末の新子安駅からスタートし、六郷土手を目指しました。 新子安駅はJRと京浜急行の両方にあります。京浜電気鉄道(京急)が川崎から神奈川延伸した1905年(明治38年)、子安駅が開業その後19…

横浜金沢文庫、称名寺 2024年1月

(新年早々、地震、事故が相次ぎ起こりましたことに哀悼の意を表します) 今年もよろしくお願いします。 初詣は地元の日限山地蔵と実家近くの境木地蔵に行きました。日頃ほぼ誰もいないのですが多くの初詣客が並んでいました。 それで急に日本人に目覚めたわ…

旧・東海道散歩 神奈川駅ー神奈川台場跡経由ー新子安駅

2023年末、京急神奈川駅から旧東海道を東へ進みました。 今回のルートは以下の通りです。 途中神奈川台場跡にも立ち寄りました。 京急神奈川駅から出発です。 ここからの旧東海道の出だしは以前歩いたルートです。 naka-ma.hatenablog.com 途中の洲崎神社。…

旧・東海道散歩 藤澤宿ー辻堂

久しぶりに旧東海道散歩に出かけました。今回は藤澤宿から西へ向かいます。 小田急江ノ島線の藤沢本町駅からスタートです。 少し寄り道して北側にある白旗神社に立ち寄りました。 白旗神社由来を神社のホームページから引用します。 白旗神社がいつごろでき…

阪神間モダニズム 御影公会堂 2023年11月2日

神戸市立御影公会堂は、神戸市東灘区御影石町にある、「阪神間モダニズム」の一つとされる昭和初期の建築です。 1933年(昭和8年)に御影町公会堂として完成しました。設計は清水栄二で同時期に近所の魚崎小学校、魚崎町役場も手掛けており、施工は甲子園球…

鶴見線を行く 2023年10月

鶴見線は神奈川県横浜市鶴見区の京浜工業地帯を走る通勤路線です。 学生の頃に行って、その時も感じた「古さ」が今もそのままでした。変わらない景色がノスタルジックですが、昭和の日本を牽引した京浜工業地帯が日本経済の停滞により放置されたような寂しさ…

鎌倉アルプス天園ハイキングコース(明月院から瑞泉寺まで)

鎌倉のハイキングコースの中でも有名な「鎌倉アルプス天園ハイキングコース」を歩きました。天園のハイキングは小学校の遠足で行った記憶があるのですがよく覚えていません。今回はいきなり20度越えの気温になった3月にゆっくり行ってきました。 北鎌倉駅で…

東京国立博物館

上野に行ったついでに東京国立博物館へ行きました。 東京国立博物館は昨年、創立150年ということで「国宝 東京国立博物館のすべて」という特別展が行われ、予約が取れないほど盛況でした。 筆者も1974年にモナリザ展を見に行ったのですが、国立博物館だった…

鎌倉文学館バラ園 2022年10月20日

10月にしては悪天候続きでしたが久々に快晴になり、鎌倉長谷にある鎌倉文学館に行きました。ちょうどバラ園のバラが満開でした。 この施設は鎌倉市の所有です。大規模改修のため2023年4月から2027年3月まで入れなくなるためバラ園も今シーズン以降当分見るこ…

相模国分寺跡訪問(2022年6月)

梅雨空ですが、海老名へ行ってみました。海老名は神奈川県の中央にある町です。小田急、相模鉄道、JR相模線が乗り入れている交通の便の良いところです。この20年で駅周辺の開発が進んで、大きな駅前ができています。 小田急の橋上駅舎からは東西にペデストリ…

(旧)東海道散歩 俣野別邸庭園

今年は2月の気温が低く、梅の開花が遅れました。いつもなら2月初めに咲き始め月末には満開になるのですがまだ蕾も多くて長く楽しめそうです。 前回、東海道散歩で訪れた横浜市戸塚区東俣野町の俣野別邸庭園に再び行ってきましたのでその写真も交え紹介します…

(旧・)東海道散歩 戸塚宿ー藤澤宿

今回は東海道を戸塚から藤沢まで歩いてみることにしました。この区間は旧東海道ではありますが、現役で使われている国道1号線であり、交通量の多いところです。いささか散歩という雰囲気には程遠いのですが、昔の松並木が長年保存されてきたところですのでそ…

横浜冬の富士山(2022年1月14日)

冬晴れの寒い朝、戸塚から東戸塚まで歩きました。 以前紹介した鎌倉道を行きます。 下永谷市民の森を抜けて柏尾へ出ました。旧かまくらみちは尾根伝いなので、富士山がよく見えるルートです。しかし、崖っぷちに家が立ち並んでいるので富士山の姿はその隙間…

旧東海道散歩 品川宿

このところ天文ネタばかりでした。 お盆休みはカミさんとお互いの実家に行ったりしていましたが、今日はまた旧東海道を歩く事にしました。このところ気温が低めでしたが、数日ぶりに日差しもあって暑い日でした。 今回は品川宿を散歩します。京浜急行電鉄で…

旧・東海道散歩 戸塚宿

今回は、戸塚駅から西側へ向かいます。 昔、吉田元首相が開かずの踏切に腹を立て、迂回路を建設させたという「ワンマン道路」で有名な、戸塚大踏切は昨年廃止されました。その上にできた歩行者用デッキは「大踏切デッキ」と名前が付いていて、踏切の名残をと…

旧・東海道散歩 品濃坂ー戸塚宿

「旧・東海道の面影3 品濃一里塚」を以前取り上げましたが、一里塚から戸塚方向に進むと旧東海道は右に曲がって品濃坂につながっていきます。 今回は、その続きから戸塚宿方向へ東海道をたどってみます。といっても一度に歩いたのではなく、2015年に何度かに…

箱根駅伝と旧東海道

2016年が始まりました。今年もよろしくお願いします。 正月2日は神奈川県民にとって箱根駅伝がある日です。昔は関東地区だけのイベントだったのですが、ラジオだけでなくテレビ中継されるようになって全国区になったようです。 学生の頃から実家近くの「権太…

旧・東海道散歩 保土ヶ谷宿ー神奈川宿

旧東海道の散歩シリーズ;)です。 実際には昨年の権太坂から保土ヶ谷町元町までの写真と、この10月末に家内と歩いた保土ヶ谷町二丁目から横浜駅までの二回に分けて歩いています。 まずは昨年、権太坂を下った元町橋から保土ヶ谷町方面へスタートです。 元町…

旧・東海道散歩 横浜駅周辺 2+東横線遺跡

横浜駅からヨドバシカメラ(前大塚家具、旧三越)脇を抜けて鶴屋町三丁目方面へ。奥には見上げるような崖が。 急な階段を登りきると異次元の世界が。 ということで時空を超えて旧東海道に出ます。 前回紹介しきれなかったところを一気に載せておきます。 神…

旧・東海道散歩 横浜駅周辺 神奈川宿

「シルバーウイーク」ということでしたが、特に遠出をすることもなく、近場の用事で過ぎて行きました。 てなことで、普段は近くにあってもなかなか行かない近場の旧東海道を散歩しました。 今回は横浜駅に出たついででしたので、青木橋周辺です。 地図はこち…

旧・東海道の面影6 権太坂以前を探る

旧東海道 境木・権太坂・焼餅坂にて突如、本ブログで江戸時代の話を始めましたが、400年前の面影が今も残ることを伝えたかったのでした。 今回は、その一方で消された?保土ヶ谷東海道の過去を取り上げます。 その過去の謎とは、「権太坂建設以前の東海道は…

旧・東海道の面影5 権太坂

今回は権太坂です。この奇妙な坂の名前は、以下のような由来の説が有ります。ここでは権太坂小学校平成15年度卒業生の調査協力による、案内板の内容を記します。 ・その1 「老人の返事」説ある時、旅人がこの坂で近くにいたお年寄りに坂の名をたずねたとこ…

旧・東海道の面影4 代官屋敷・武相国境道

今回は、地図を少し変えてみました。 代官屋敷は、境木地蔵の南側、武相国境道は境木地蔵から西に延びる古道です。 萩原代官屋敷は残っていませんが、いかにも武家屋敷といった風情の門がそのまま残っています。まわりは竹林に囲まれ、今では子孫の方が竹細…