naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

木星2017年5月18,19,20日

木曜日の南関東は雷雨の後、晴天になり、気流も意外と安定していそうなので、木星撮影と相成った。 木星 望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀 カメラ:ZWOASI224MC、(ニコン アイピースNAV-17.5SW 拡大撮影)=F32 画像処理:AutoStakkert_3.0.14スタック、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、フォトショップ 露出12msec.ゲイン約400、5000枚>75%約3500枚コンポジット 2017年5月18日 シーイング 7/10、透明度3/5 21時54.1分(JST)=21時49.5分(JST)+54.1分+55.5分+57.4分+59.5分 各5000枚>75%約3500枚コンポジット De-rotation(WinJUPOS)後、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、フォトショップ 201705181254_1 (ステライメージで画像復元) 201705181254_1lrgb はじめ、De-rotation(WinJUPOS)のリム調整を知らなくてこんなになっていました。 201705181255_5llrgb WinJUPOSの画面=Recording-Image measurement-Adj. Screenshot2 「ここ」=LD compensationのLD valueを0.8程度にする。 Screenshot 直接焦点撮影の方が画質が良い、と考え、バローレンズを導入。どちらが良いのか? カメラ:ZWOASI224MC、(GSO ED3xバローレンズ)=F30 21時11分33秒(JSTOacapture20170518211133_lk このシーイングならDe-rotationで枚数を稼がなくても、一回の撮影でいける? 21時17分57秒(JSTOacapture20170518211757_lk 21時48分47秒(JSTOacapture20170518214847_lk 翌日も快晴。昨日は大赤斑が見えなかったので期待したが、シーイングはだいぶ悪い。 2017年5月19日 シーイング 5/10、透明度3/5 20時15分07秒 Oacapture20170519201507_lk スタック枚数を30%におさえることにした。 各5000枚>30%約1500枚コンポジット 20時21.1分(JST)=20時17.0分(JST)+17.9分+20.3分+21.3分+24.0分+25.5分 201705191121_1k これだけ悪いシーイングでは、スタック枚数を75%にした方が甘い。 各5000枚>75%約3500枚コンポジット 20時23.9分(JST)=20時20.3分(JST)+21.3分+24.0分+25.5分 201705191123_9lk 20時20.3分(JST201705191120_3llrgb 大赤斑が正面なのに最もシーイングが悪い。 各5000枚>30%約1500枚コンポジット 20時50.5分(JST)=20時47.8分(JST)+49.1分+50.5分+51.2分+54.1分 201705191150_5lk ややシーイング回復。 各5000枚>30%約1500枚コンポジット 21時33.0分(JST)=21時30.8分(JST)+32.4分+33.0分+33.6分+35.1分 201705191233_0lk (ステライメージで画像復元) 201705191233_0lklrgb このシーイングならば75%スタックの方が良さそうだ。 各5000枚>75%約3500枚コンポジット 21時32.9分(JST)=21時30.8分(JST)+32.4分+33.0分+33.6分+35.1分 201705191232_9lk (ステライメージで画像復元) 201705191232_9lklrgb さらにフォトショップスマートシャープ使用。 201705191232_9lklrgbp このシーイングのためか、バローレンズの方が写りが良い。 カメラ:ZWOASI224MC、(GSO ED3xバローレンズ)=F30 21時40分18秒(JSTOacapture20170519214018_lkba 西に傾きシーイングは悪化。 22時07分33秒(JSTOacapture20170519220733_lk 土曜日であるこの日も快晴。暑くなった。 シーイングはやや回復。 2017年5月20日 シーイング 6/10、透明度3/5 各5000枚>75%約3500枚コンポジット 20時58.4分(JST)=20時56.1分(JST)+57.3分+58.4分+59.0分+21時01.1分 201705201158_4lk バローレンズの方がコントラストは高いが、フェストーンのような解像度が必要なところはアイピース拡大の方が良いような。。。 カメラ:ZWOASI224MC、(GSO ED3xバローレンズ)=F30 21時06.9分(JST)=21時04.5分(JST)+06.9分+07.5分+08.5分+09.6分 201705201206_9l2k 21時08.5分(JST)=21時08.5分(JST)+09.6分 201705201208_5lkba 21時22.4分(JST)=21時19.5分(JST)+21.5分+23.4分+25.1分 201705201222_4lk 22時13.3分(JST)=22時11.6分(JST)+13.3分+15.0分 201705201313_3lk シーイングも良く多く撮影したが、今ひとつ。何がいけないのか? 相変わらず撮影システムを探しています。 アイピース拡大法による間接撮影は、従来のニコンNSA-L1を色収差の疑いから止めて、ニコンデジスコアダプタFSAを使っています。これはディスコンなのでデジスコドットコムターボアダプタを使って直接繋げます。ニコンの「デジスコシステム」はデジスコドットコム製品と互換性があるので便利です。(ただしM58フィルターネジに変換されるので、ボーグ製品のM57にネジ変換する必要がある) 20170520_181901dsc_8274 3倍バローレンズを物色した結果、アマゾンからGSO製品を選びました。「ED」ガラス仕様だそうです。これはテレビュー社製品と同じと思われます。 20170520_181929dsc_8275ps