秋の気配です、と言いたいところですがまだまだ暑いです。
木星、土星は今夏の天の川の東西に分かれて位置しているので、間も無く観察シーズンも終わります。
台風が多いこの夏は天候が不安定で、ここ横浜でも一昨日は豪雨と落雷であちらこちらで水害がありました。
金曜日、これから台風が接近するのですが、蒸し暑い晴天だったので帰宅して急いで望遠鏡を出しました。
シーイングは予想以上に良好でしたが、望遠鏡の温度順応が間に合わず木星はゆらゆらでした。
2019年9月6日横浜市戸塚区
シーイング4/10、透明度3/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC、(ニコンEiC16)=F32
キャプチャーソフト:FireCapture v2.6beta(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、下記各種強調、復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 フォトショップ(Mac)、色、トーン調整
露出10msec.ゲイン350、5000枚>75%約3750枚コンポジットx5セットディローテーション
19時09.1分(JST)
Lynkeos(Mac)による画像復元
どうもうまく左縁の処理ができないので、レジスタックスでもやってみました。レジスタックスは久しぶりなので手間取りましたが模様はよく出てくれました。ただ色が汚くなってしまいました。
19時14.5分(JST)
Registax6による画像処理
レジスタックスのモノクロとLynkeos(Mac)のカラーを合成しました。
シーイングが良くなった来たので、土星も高解像度を期待しましたが、さすがに「エンケの空隙」までは写りません。
露出15msec.ゲイン400、5000枚>75%約3750枚コンポジットx8セットディローテーション
21時13.9分(JST)
こちらもレジスタックスで処理してみました。
下側(北極)の模様が良く写りました。色は悪いですが。
21時13.9分(JST)
Registax6による画像処理