また台風が来たりして青空を見るのが久しぶりでした。
急に涼しくなったので、リモート撮影する必要もなくなり、赤道儀の操作をしながらパソコンを操作しています。
前回のUSB不安定問題ですが、今回はMacBookpro(2013)の左側USBにカメラ、右側にフィルターホイールを付けました。INDIサーバーはフィルターホイールASIEFWのみにしています。そうしないとFireCaptureのカメラ認識が安定しません。またFireCaptureのカメラ接続がUSB2.0になっていることがある(ウインドウ上部に表示される)ので、その場合一度アプリを終了して、カメラのUSBを一度抜いて再度差し込み、アプリを再起動したらUSB3.0になりました。それでも速度は1200x1000で取り込み100fps、実質60fpsくらいですが。
今のところそうすれば安定しているようです。
今日の木星はガニメデの本体と影が木星面にあって面白い状態でした。撮影時、うっかり外付けSSDが外れて内蔵SSDに録画してしまい撮影続行できなくなってその映像を外付けSSDに移す作業に手間取り、ガニメデが木星面から出ていくところが撮れませんでした。(そんなんばかり;()
内蔵SSDの撮影動画は「Cドライブ」に記録されるためMacのファインダーには見えず、FireCaptureアプリアイコン右クリックの「パッケージの内容を表示」によりはじめて辿ることができます。
そんなわけで木星面から離れてしまったガニメデも撮影しました。表面模様がなんとなく見えています。
動画では揺らぎが大きかったのですが、まあまあの写りだったでしょうか。
2021年9月20日 横浜市戸塚区
シーイング5/10、透明度4/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7β(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、シャープ、RGB合成)、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整
(RGB各)露出10msec、ゲイン380、3000枚>50%約1500枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン360、5000枚>50%約2500枚、x2セットディローテーション
木星の右端にガニメデの影が見え、左端にガニメデ本体が見えています。
20時06.0分(JST)
21時32.2分(JST)
21時51.4分(JST)
ガニメデ
20時45.3分(JST)