naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

ADSL応答せず(2001)

ADSL応答せず

nifty+イーアクセスが突然繋がらなくしまった。3日目にようやく復旧した。

障害の問い合わせをniftyのHP上から出していたが、サポセンの応答は無く、しびれをきらして(会社から:)日中直接サポセンに電話してみた。長々と状況説明を要求され(マニュアルを見ながら質問を延々してくる)、結局イーアクセスに依頼すると言うことで帰宅後に自宅へ電話をもらうことに。

だがイーアクセスで出来ることは速度を落として回線の安定を図ることだけだそうだ。それでも効果はあったようで直に復旧した。最高速は700kbpsあたりになったようだ。まあ、今までも平均700kbps程度でしたからやむを得ない。やはり局までの距離が3キロ以上では苦しいのか。

今回で分かったことは

・問い合わせはメールは後回し、電話で直接が早い。
・直接イーアクセスのオペレータ(男性;)に質問したが、ADSL業者は局から末端までの回線は手を出せない。
・回線の抵抗値も分からない。(少なくとも遠隔では)みかかならすぐに分かるのだが。
・今後も回線異常があっても速度の抑制くらいでしか対処の方法を持っていない。
・つまり回線業者というサービス業としては大変アンバランスなことに、自社の品質保証が他社に握られておりしかもその情報すら自社では得られない。またその品質劣化が予想される回線変更も他社が通知無く行われることを容認している。
・8MbpsのADSLも望み薄か。オペレーターはさすがにそうとは言わないが、「その可能性は高いですね」と言っていた。8Mbpsのほうが距離の影響をより受けやすいのだし、1.5Mbpsの速度すら維持できないのだから。
・しかもその8Mbpsも、実際に変更してみないと分からない。事前に確認することもかなわない。そんな商売もありなのか。

話ではADSL業者の苦しい立場は聞いていたが、直接体験してみるとよく分かった。前日まで問題の無かった回線が突然切れれば普通は原因を調べるだろう。それが分からないでしかも通信業者の生命線である通信速度を落とすしかないのだから、これでは自立した企業とは言い難い。しかしみかかも同じADSLなどの通信回線、さらにはそれに対抗する光ファイバー回線も手がけているのだから、仲良くしろと言うには無理がある。それでいてNTTも民間企業だと言われれば競合他社にまで塩を送る必要は無かろう。

しかし何より問題に思うのは、電子メールでの問い合わせが放って置いたらいつまで経っても埒があかないことだ。直接電話したらすぐ対応では、クレーマーの方が有利ということになり、それではなさけない。電子メールだけでもすぐやってほしい。

2001年10月21日