naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

天体画像処理ソフト(2002)

天体画像処理ソフト

天体写真は撮影技能が要求される分野の一つだ。星と言っても星野(せいや)なのか星雲なのか月なのか惑星なのか、狙う対象によって撮影機材から全部違うので、適切な機材の選定からはじまり、使いこなすのに何年もかかる。撮影時はピント、ぶれに気を使い(何せ超望遠レンズだ)、現像、プリントも増感処理など天文ならではの特殊処理が必要だ。

筆者の長年の天文分野は惑星・・といってもいいかな。特に木星は学生時代によくスケッチを描いていた。就職後、望遠鏡も大きくし、カメラも変えて、写真を撮ったが、これが良く写らない。眼視のほうがよく見えるのでまだまだスケッチの方が(正確さは欠くものの)上だった。

しかしデジタル写真の波は、一般よりも先に天体写真に訪れた。5年以上前から冷却CCDカメラが盛んになり、木星も眼視に迫る写真が撮られるようになった。

筆者は、ここだけの話(別にどうってことではないが)、フィルムスキャナと画像処理による日食写真を10年前に撮っているし、7年前には工業用ビデオカメラで月や木星を撮ったし、3年前デジカメも借用して真っ先に木星を撮った。試すのは天文趣味分野の中でも早かったほうだったが、ここ数年のデジタル写真の進歩は急速で全く追いつかない。

以下、下記参照。
星の家頁-木星・土星

2002年3月31日