naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

夢の村

2004-08-14-125403

富士山2合目の旧日本ランド、現在ぐりんぱと改名されていますが、ここに夢の村「シルバニアビリッジ」があります。長女のたっての希望で箱根に宿泊したにも関わらず、富士山経由で帰ることに。

はじめ日本ランドと同じ場所と言うのが分からず(今年改名されたので、ナビにも日本ランドと書かれている)途中のコンビニで確認しました。

シルバニアというのはエポック社が販売しているリスやクマなど動物を擬人化した人形達の住む場所のことで、「シルバニアファミリー」としてシリーズ化されている玩具です。筆者はてっきり海外の、たとえばピーターラビットのように、童話か何かだと思っていたのですが、「シルバニアミュージアム」によれば、1985年に日本のエポック社で発売されたのが起源だそうです。今では海外展開されており、海外専用の製品も有ります。

この玩具は「リカちゃん人形」のように人形だけでなくお家や学校があり、さらに家具類などが精密に再現されていて、ミニチュアドールハウスを構成しています。女の子向けの高級ジオラマ模型のようです。そして高価。

その人気を反映して、この夢の村が出来たようですが、大きな駐車場が満車に近い状況で、こんな山の中で盛況でした。客層はやはり小さな女の子とお母さん(おそらくお母さんも人形を持っていた)で、男の子とだんなは蚊帳の外と言う感じでした。うちの娘は以前、毎年やっているシルバニアの絵画コンテストで入賞して、親公認のシルバニアマニアで、市販品に飽き足らず自分でボール紙から家や家具を作っているくらいです。

まあ、日本ランドが再生をかけて造った夢の村は、開園早々のひいき目も込みで、成功しているようです。ディズニーランド人気の中、日本の遊園地は閉園に追い込まれたりしており、日本産のテーマパークはキャラクター物では、「キティランド」が多摩ニュータウンに、「ウルトラマンランド」が九州にあるくらいだが、成功しているとは言えない中で、今後が気になりますが。

中年おじさんは、夢の村でそんなひねくれたことを考えてしまうのですが、本当の夢って何だろう。