寝台急行「銀河」がこの14日を最後に廃止になった。
その前日、早朝に写真に収めた。
EF65-1000は赤い塗装で、通常の青とクリームの「特急色」ではなかった。客車は24系25型、九州特急にも使われた二段式寝台だ。
手元に残っている写真は10系客車の頃は無く、20系寝台客車を格下げしたあとだ。実際に東京から大阪まで乗車したときのもの。1985年3月15日。くしくも廃止の23年前の当日。
サラリーマンで結構混んでいた。ビール缶が「ペンギンマーク」なのは、見て分かる人には分かる、松田聖子が歌ったコマーシャルを思い出す。
「ウオークマン」は1979年発売だった。今ではiPodに隠れ、時代が変わった。
批評はしないが、こういう髪型の時代だった。
大阪は雨だった。
機関車はなぜか写真に撮っていない。というところをみるともう、筆者の嫌いなEF65-1000に変わっていたのか。(EF65-500が特急用、1000番台は貨物用と認識している)1976年20系になっても牽引機はEF58だったのだが。
このあとは、14系寝台客車、24系25形にかわり、最後に乗ったのは数年前、家族で乗ったのだった。
トンネルの向こうに、「銀河」は去って行った。