火星木土星2018年8月18日・原村星祭り・ニコンミュージアム双眼鏡展
一昨日からグッと気温が下がって朝晩は涼しくなって助かります。
それまでは異常を通り越して各地で40度以上を記録、35度で涼しくなったとか言っていましたから、感覚が麻痺しているのか、30度いくかどうかでも秋のようだなんて言ってます。
先週は、短めのお盆休みだったのでペルセウス流星群に行くつもりでいたのですが、金曜日帰宅時に会社の椅子から立ち上がった瞬間、背中に痛みが走り、家に着いてから寝たきり状態、いえ、横になっても痛いので七転八倒しておりました。結局お盆休みは寝たきりで終わりようやく動けるようになりましたがまだ背中が痛いです。
本来ならペルセウス流星群のことから書きたかったのですが、12日夜は各地でゲリラ豪雨で元気でも行けたかどうか。当日は自宅で雲間から見て見ましたが、2時間ほどで5個流星が見えました。
土曜日の夜、天候が安定して海風もなく晴れたので、腰をいたわりながら望遠鏡を出して惑星を見てみました。
火星も大接近の衝が過ぎて、夜半前に見えるようになりました。
輪郭が激しく震えるようなシーイングで期待薄でしたが、モニター上でも砂嵐が治まってきて模様が見えていました。画像処理をすると模様が浮かび上がってきました。
2018年8月18日 横浜市戸塚区
シーイング4/10、透明度4/5(快晴)
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC、(ニコンEiC16)=F35
画像処理:AutoStakkert_3.0.14スタック、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、フォトショップ
火星
露出10msec.ゲイン250、5000枚>75%約3500枚コンポジットx4セットディローテーション
22時15.7分(JST)
23時27.3分(JST)
24時33.8分(JST)
火星の太陽湖と呼ばれる地形が自転して行く様子が捉えられました。
これに先立ち、最初に木星を見ました。上弦の月の近くなので月も見ましたが、まだ日没直後のため揺らぎが激しく、ダメダメでした。
ただ大赤斑にSTBがくっついたように見えます。
木星
露出10msec.ゲイン380、5000枚>75%約3500枚コンポジット
19時48分39秒(JST)
土星は木星よりもマシでした。
土星
露出15msec.ゲイン400、5000枚>75%約3500枚コンポジットx4セットディローテーション
20時04.3分(JST)
8月の初めは、原村星まつりに遊びで行ってきました。
遊びで行くのは久しぶりです。
天気は曇りの予想で期待していなかったのですが、雲間から星が見えました。
夕日が綺麗で期待を持たせましたが、曇ってしまいました。
土曜日からの参加なので会場の外の駐車場しか残っていないと諦めていましたが、知人が帰宅したのでそこに潜り込みました。
ダメ元で持ってきたC11、TーMOUNT、ニコン測量機三脚。
設置がいい加減だったので傾いてしまい視準しにくいと怒られてしまいました^^;。
これで火星を見ることもでき、これだったら赤道儀も持っていけばよかったかなと思いました。
知人の三鷹光器GN170とニコン8cmF6!
知る人ぞ知る名機の組み合わせで、人気でした。
ただ彼は接眼レンズを持っていないので会場の人が見せてもらいにきても役に立たない。
さて、昨日、品川にあるニコンミュージアムに行ってきました。
双眼鏡の特別展示を見ました。ニコンの前身会社の一つ藤井レンズは国産初の双眼鏡を作っており、それを引き継ぐ形で日本光学が双眼鏡を製造販売したのが1918年、今から100年前でした。
今回は日本でも有数の双眼鏡マニアの方に案内をしてもらい、勉強になりました。
その後、日比谷の東京ミッドタウン日比谷にカミさんと行ってみましたが、こちらは専門外ということでノーコメント。^_^