7月に入っても一向に梅雨明けする気配がありませんでした。今週末には明けると期待していたら台風発生でまたお預けです。
実は会社の夏休みが今日まででして、例年梅雨明けのタイミングで星見とか旅行に行けるので楽しみなのですが今年は残念でした。
それでも晴れ間を縫って尾瀬ヶ原に行ってきましたので、その風景をご覧ください。
今回の登山は、21歳の子と一緒でした。彼は昨年富士山登頂し、今年も登山をということで、登山用品店で一緒にミレーのリュックザックを選んだり、行き先も北穂高に行こうかとか相談していましたが、結局、この季節、花も綺麗な尾瀬ということになりました。
筆者はここ数年、登山から遠ざかっていましたが、尾瀬に初めて行ったのが彼と同じ年齢でついつい同じ気分になっていました。ただカメラは重い一眼レフではなくミラーレスカメラを新調しました。まあ、そういう理由をつけてということです^_^。
戸倉に車を止めて、午前4時40分発の始発バスで鳩待峠から歩き始めました。
山の鼻に到着、研究見本園にニッコウキスゲが咲いていました。雨か朝露に濡れて綺麗です。しかし花が少ないです。
朝の尾瀬でしたがやはり雲が多く涼しく感じました。
歩き始めると青空も見えてきて、良い雰囲気です。
下の大堀に着く頃には夏空でした。
宿泊する竜宮小屋に荷物を置いて、昼食を持参したコンロでお湯を沸かし、フリーズドライのパスタを食べました。コンロを持つのも久しぶりでしたが、初心者の息子に山の中で食事をする楽しみを伝えたいと思いました。もっとも重いガスボンベは彼に持ってもらいましたが;)。
ニッコウキスゲはこの時期満開なので大いに期待して行きました。この写真は、もともとキスゲの群落がある所ですが、シカがつぼみを食べてしまって全滅に近いことから、昨年秋から鹿除けの囲いを設置したと環境保全財団の方が教えてくれました。
効果は歴然なので他の地域にも広げてほしい所です。
午後になってヒツジグサが咲きました。
アキアカネもたくさん飛んでいました。
龍宮小屋に着いて部屋で昼寝をしていると豪雨になりました。
しばらくして薄日が差してくるところを絵にしました。
龍宮小屋に初めて泊まったのは21歳の時でした。その時書いた雑記帳が残っていて、さらに結婚した年にもここに泊まって書いた雑記帳も見つかって、懐かしかった。昔と違い、風呂あり、水洗トイレにウオッシュレットあり、食事は美味しい(昔に失礼;)山小屋になっていました。