梅雨前の晴れが続きます。
3日連続で早朝起床で眠たいですが、今日は少し早起きして、土星も狙うことにしました。
木星は今シーズン初めて大赤斑が見える位相なので期待して撮影しました。が、なぜか?モノクロカメラでピントの山が見えません。
今日はやや気流が悪いのでそのためかと思いながら一通り撮影を終わり、画像確認をしたらモノクロだけピンボケというより流れた写真になっていました。原因は大気色分散補正プリズムを確認せず使用して逆に大きく色分散が出てしまったからでした。
なんとも悔やまれる凡ミスです。
一方、カラーカメラではAutoStakkertのRGB位置揃えが有効に働き、そこそこシャープに写っていました。しかし最近はカラー画像はL画像の前後に一回ずつ写すだけで、ディローテーションにかけるほどの撮影をしていません。
しかし諦め悪く、1動画の画像をなんとかまとめてみました。が、明日以降天候が悪化し梅雨入りする見込みなのでもったいないことをしました。
寝ぼけた頭で良い画像を得ようというのが虫が良すぎるのでしょうか。
2021年6月11日 横浜市戸塚区
シーイング6/10?、透明度3/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC+UV/IRcut(RGB)、ニコンEiC16=F33
キャプチャーソフト:FireCapture v2.6(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタックDrizzlex1.5、Lynkeos(Mac)による画像復元、 ステライメージ9(モノクロ変換画像を最大エントロピー法、シャープ)、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整、スマートシャープ
(RGB)露出10msec、ゲイン370、5000枚>50%約2500枚
3時21.1分(JST)
上の写真をSharpenAIにより復元。
土星の画像処理をしたらカッシーニの空隙が真っ青になって、プリズム操作ミスに気が付いたのでした。
(RGB)露出15msec、ゲイン380、5000枚>50%約2500枚
3時05.6分(JST)