上高地に行ってきました。
家族は初めてですが筆者は30年以上前、20代後半に登山をする入り口として何度か訪れています。ただ、その頃はあくまでバスターミナルとして通過して登山しており、上高地を見ることはありませんでした。
今回はハイキングコースを歩くことにしました。
10月6日、沢渡まで自家用車で行き、ここから上高地行きのバスに乗り換えます。平日なのでバスターミナルに近い第三駐車場に停めることができました。
上高地バスターミナルに到着すると雨でした。そして寒い。
有名な河童橋も雨。この日までは夏のような天気でしたが、急激に低気圧が東に抜けて一時的に冬型の気圧配置になったため、北アルプスの山では雪が降りました。
翌朝、雨が降ったり止んだりで少しずつ回復していきました。山の下の方まで雪が見えます。
会社員の子供も夜行バスで早朝合流し、朝食後、大正池までバスで移動。大正池から河童橋まで雨の中スタートです。焼岳にも雪が積もっていました。
歩き出してすぐに河原に出ました。有名な「立ち枯れ」はもうあまり見られません。
それでも不思議な光景が見られます。
大正池からは穂高連峰も見えるはずなのですが雲が覆っています。
コースの途中、田代池に出ました。大正池と同じく焼岳の噴火でできた浅い池ですが、こぢんまりとして綺麗です。奥左には六百山が見えます。
河童橋のそばにある「五千尺ホテル」にあるレストランで昼食です。まだ金曜日ですが列に並んで着席まで15分ほどかかりました。窓からは河童橋が見えます。
午後は明神池を往復するコースです。
途中、程なく岳沢湿原に到着。
小さいながら立ち枯れも綺麗な湿原です。
日が出てきて、雨があがりました。
往復2時間のコースなので、写真を撮っていると日が暮れてしまいます。自分のせいですが。。急いで歩き、明神橋まで来ました。
穂高神社は古墳時代には創建されていたらしい歴史のある神社です。本宮は安曇野市にあり、上高地にあるのは奥宮です。
神社には明神池があります。上高地は「神垣内」の漢字表記が元で、その語源は穂高見神を祀る穂高神社奥宮と明神池があることに由来するということです。
二の池
一の池
明神橋を通り梓川の対岸を急ぎ歩いて河童橋に明るいうちに到着。
焼岳を見ながら宿泊する「西糸屋山荘」へ向かいました。