naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

木星火星 2022年10月20日

横浜周辺の今年の10月は本当に天候不順で秋晴れがほとんどありません。

今日はようやく快晴の雲ひとつない青空でした。惑星撮影も久しぶりになります。気流の方はもう悪化傾向ですが、今回の秋晴れの中では比較的良さそうなこの日を選びました。

撮影中は肌寒い気温でした。日中は歩くと汗ばむくらいだったので気温差が激しいです。

木星は衝を過ぎて夜半前の撮影、火星は12月の小接近に向けて順行しており夜半過ぎにようやく高度が上がってきます。

2022年10月20日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度4/5

望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Win)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(Win)最大エントロピー法、RGB合成、LRGB合成、フォトショップMac)、色、トーン調整

木星

(RGB各)露出10msec、ゲイン380、30秒約3000枚>30%約900枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン320、30秒約3000枚>30%約900枚、x5セットディローテーション

21時38.4分(JST

2022-10-20-1238_4-NM-L-Jup_lapl5_ap49r-lrgb

2022-10-20-1238_4

22時28.5分(JST

2022-10-20-1328_5-NM-L-Jup_lapl5_ap49r-lrgb

2022-10-20-1328_5

22時42.6分(JST

2022-10-20-1342_6-NM-L-Jup_lapl5_ap47r-lrgb

2022-10-20-1342_6

12月の衝を期待しながら撮影しています。だいぶ視直径が大きくなってきた感じです。しかしシーイングが安定せず撮影画面上でピント位置が掴みづらくなっています。この先の撮影が心配です。

この時間は寒くなったので室内からリモート撮影です。火星に関しては画角に余裕があるのでリモートで望遠鏡の動きが悪くても飛び出さないので助かります。

火星

(G、B各)露出10msec、ゲイン400、30秒約3000枚>40%約1200枚、x2セットディローテーション

(R)露出7msec、ゲイン300、30秒約4300枚>40%約1700枚、x4セットディローテーション

(L)露出7msec、ゲイン300、30秒約4300枚>40%約1700枚、x2セットディローテーション

25時00.5分(JST

2022-10-20-1600_5-NM-R-Mars_lapl5_ap8r-rgb-lrgb

2022-10-20-1600_5

 

横浜桜木町から港の見える丘公園 2022年10月16日

横浜の桜木町駅は日本の鉄道創業のターミナル駅でした。今年2022年は新橋横浜間の鉄道開業日である1872年10月14日から150年目にあたり、各地で記念イベントが行われたそうです。

筆者は16日に桜木町みなとみらいのイベント「横浜駅変遷模型展」に行ってみました。

この展示会は、JR東日本の主催で、昭和女子大学田村圭介教授と18人の学生がおよそ2カ月かけて制作したということです。今日も教授と女子大生が説明にあたっていました。

この展示は初代横浜駅から現在の3代目横浜駅まで時代の変遷ごとに変化を表したものです。ところが通常の模型では地下にも広がった三次元空間のサクラダファミリアである横浜駅を表現できないので、アリの巣の標本を作るように(わかりにくい?)、ホームから駅舎、跨線橋、地下通路を木材を使って表現しています。

この展示表現は目新しく最近ならCGとVRでゴーグルで見せるような発想になりがちなところを、アナログな実態として見せています。

1962年の東横線が駅ビル内に入り、相鉄線が地平ホームだった横浜駅辺りから筆者も記憶にあるので面白く楽しめました。しかし展示を理解するには三次元の想像力を必要とするものなので簡単ではありません。

桜木町のCIALには1号機関車が展示されています。鉄道記念日のイベントとして通常閉めている正面扉を開放して、親子で記念撮影できるイベントが行われていて盛況でした。

さて、みなとみらいに戻ると、日本丸の総帆展帆(そうはんてんぱん)の日でした。先週の予定がずれたようでラッキーでした。

桜木町から港の見える丘公園まで、「赤いくつ号」で移動しました。このバスはプチ横浜観光バスで赤レンガ倉庫や税関、中華街を経由して港の見える丘公園まで行き戻るルートです。横浜市民でも目ぼしいところが一気に見られて結構お得です。

港の見える丘公園の一角には花壇があり、隣のイングリッシュガーデンもバラの季節には満開になります。今日はまだ薔薇の季節が始まったばかりでこれから満開になるようです。

昼食は、「山手十番館」に入りました。実はいつも入れずに通り過ぎていましたが、今回は空いていました。

店内奥にはこれから結婚式をここで挙げるカップルが打ち合わせしていました。

横浜の観光地を巡りましたが、中華街なども多くの観光客が訪れており、地域経済はやっと復活の兆しです。

 

横浜根岸森林公園(旧根岸競馬場 一等馬見所)

横浜の中でも、歴史的に見れば戸塚のような地域は鎌倉郡であって、明治期の横浜が本来の横浜と言えるかもしれません。ただ根岸地区は意外に横浜の中心から離れていて、また太平洋戦争後は米軍に一部接収されているために観光地のイメージはありません。

本牧、根岸は明治初期から外国人居留地の山手から近い景勝地としてひらけてきた歴史がある土地です。

今日はそんな根岸にある根岸森林公園を目指して歩きました。

伊勢佐木長者町駅まで地下鉄で行き、市営バスに乗り換えて山元町方面根岸台に行くことにしました。ところが乗ったバスは根岸台に行く手前で曲がってしまったので、山手駅付近で降り、桜道を歩いて山手地区へ登りました。

 

山手の通りは高級住宅が続きます。

先ほどバスで登ってきた打越町の坂。打越橋が架かっています。

山元町の商店街。休み明けの平日のためでしょうかシャッターが目立つ。

この先、森林公園まで行かず、旧根岸競馬場 一等馬見所を目指します。奥に巨大な建物が見えています。

浜競馬(よこはまけいばじょう、横濱競馬場 Yokohama Racecourse)は、かつて神奈川県横浜市(現在の中区根岸台)に存在した競馬場。1866年(慶応2年)に日本初となる常設の洋式競馬場として開設され、根岸競馬場(ねぎしけいばじょう)の名称で長らく定着していたが、1937年(昭和12年)の秋季競馬から「日本競馬会横浜競馬場」に改称され、1943年(昭和18年)に閉場された[4]

ウィキペディアより引用)

旧根岸競馬場 一等馬見所に到着。バラが咲いていました。

旧根岸競馬場 一等馬見所は、東京の旧丸ノ内ビルヂングの設計も手掛けたアメリカ人建築家J・H・モーガンによって設計され、1929年(昭和4年)に竣工した、ということです。

太平洋戦争終戦後、米軍に接収されていましたが、1981年に返還されています。米軍住宅が隣接していて、活用方法が見出せないまま、二等馬見所と下見所は1988年(昭和63年)に老朽化のため解体されてしまいました。この一等馬見所も老朽化が進んでいて横浜市はどうするつもりなのでしょうか。

横浜ランドマークタワーが遠くに見えます。

競馬場は森林公園として開放されています。ちょうど芝刈り作業が終わったばかりでした。

ここから根岸駅へ下ることにしました。ユーミンの歌詞でも有名なドルフィンというレストラン。

ここ不動坂は江戸時代から明治の写真に多く残り、本牧根岸の海岸が見通せて景勝地として有名でした。今は埋め立てられてコンビナートが見えるだけです。

歩行者は急な階段を降りると根岸駅に近いです。昔の海岸線の崖です。

筆者も横浜市民ですがなかなか地域が違うと行かないところが多く、ここも30年ぶりに訪れました。

土星木星火星 2022年10月1日

秋晴れが続いています。日中は30度近い気温で寒暖差が激しいですね。

阪神タイガースが3位に潜り込みクライマックスシリーズにでます。4月の悪夢を思えば夢のようですが、今日10月2日のスワローズと引き分けに終わった最終試合を見ているともうダメです。来季に期待です。

昨晩も惑星撮影しました。枚数を多く撮ると画像処理に時間を要してしまい、今日1日を費やしてしまいました。

シーイングは悪いものの、時折細部が見える瞬間があるので、悪いなりに少しよく写りました。

2022年10月1日 横浜市戸塚区
シーイング4/10、透明度4/5

望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Win)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(Win)最大エントロピー法、RGB合成、LRGB合成、フォトショップMac)、色、トーン調整

土星

(RGB各)露出15msec、ゲイン400、約3000枚>40%約1200枚、x2セット

(L)露出15msec、ゲイン360、約3000枚>40%約1200枚、x5セット

21時21.0分(JST

2022-10-01-1221_0-NM-L-Sat_lapl5_ap26r-lrgb

2022-10-01-1221_0

木星

(RGB各)露出10msec、ゲイン380、30秒約3000枚>40%約1200枚、x4セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン320、30秒約3000枚>40%約1200枚、x10セットディローテーション

21時45.0分(JST

2022-10-01-1245_0-NM-L-Jup_lapl5_ap41r-lrgb

2022-10-01-1245_0

22時37.5分(JST

2022-10-01-1337_5-NM-L-Jup_lapl5_ap51r-lrgb

2022-10-01-1337_5

23時06.1分(JST

2022-10-01-1406_1-NM-L-Jup_lapl5_ap48r-lrgb

2022-10-01-1406_1

この画像のみ、上2枚と下1枚の元画像全てを合成しました。細部がより描写されるようになりました。

23時08.7分(JST

2022-10-01-1408_7-NM-L-Jup_lapl5_ap51r-lrgb

2022-10-01-1408_7-NM-L-Jup_lapl5_ap51r-lrgb

23時42.5分(JST

2022-10-01-1442_5-NM-L-Jup_lapl5_ap33r-lrgb

2022-10-01-1442_5

24時07.7分(JST

2022-10-01-1507_7-NM-L-Jup_lapl5_ap53r-lrgb

2022-10-01-1507_7

火星のシーイングはもっと悪くて、なかなか安定しません。

砂嵐はどうなるのでしょうか。

火星

(G、B各)露出10msec、ゲイン400、30秒約3000枚>40%約1200枚、x2セットディローテーション

(R)露出7msec、ゲイン300、30秒約4300枚>40%約1700枚、x4セットディローテーション

(L)露出7msec、ゲイン300、30秒約4300枚>40%約1700枚、x2セットディローテーション

25時16.9分(JST

 

2022-10-01-1630_0-NM-L-Mars_lapl5_ap14r-lrgb

2022-10-01-1630_0

 

木星火星 2022年9月30日

やっと晴れましたがシーイングは悪かったです。今週末は晴れが続きそうです。

2022年9月30日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度3/5

望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI290MM(L、R、G、B)、ニコンEiC16=F34
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Win)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(Win)RGB合成、LRGB合成、フォトショップMac)、色、トーン調整

木星

(RGB各)露出10msec、ゲイン380、30秒約3000枚>50%約1500枚、x2セットディローテーション
(L)露出10msec、ゲイン320、30秒約3000枚>50%約1500枚、x5セットディローテーション

22時58.0分(JST

2022-09-30-1358_0-NM-L-Jup_lapl5_ap52r-lrgb

2022-09-30-1358_0

23時17.7分(JST

2022-09-30-1417_7-NM-R-Jup_lapl5_ap52r-rgb-lrgb

2022-09-30-1417_7

火星

(G、B各)露出10msec、ゲイン400、30秒約3000枚>50%約1500枚、x2セットディローテーション

(R)露出10msec、ゲイン300、30秒約3000枚>50%約1500枚、x4セットディローテーション

(L)露出10msec、ゲイン300、30秒約3000枚>50%約1500枚、x2セットディローテーション

25時16.9分(JST

2022-09-30-1616_9-NM-L-Mars_lapl5_ap14r-lrgb

2022-09-30-1616_9