naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

20年目の櫻

社会人になって21年が経過した。
入社二十年のお祝い?に一週間の休みをもらったので、子供の春休みのタイミングに合わせて、関西旅行に出かけた。
神戸の祖母を見舞って、ひ孫に会わせるのも役目と心得ているが、うちの子供も曾おばあさんに会えるのが楽しみだ。下の子は親父によく感化されて、関西の電車に乗りまくるのが大好きだ。

春のこの時期に関西へ行くのは、大学以来なので、桜の時期に会うことを期待していたが、果たしてその通りになった。西宮の夙川、大阪城公園の桜も7分咲きだ。そこで、近鉄電車に乗れるよ、とごまかして?奈良へ行くことにした。
奈良は独身の時によく写真を撮りに行ったが、桜に時期に行ったことが無い。学生時代はもっと桜の開花が遅かったのでやはり盆地でやや気温の低い奈良では桜にめぐりあったことも無かった。温暖化?もたまには良い。

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奈良公園の鹿に物心付いて初めて会う下の子は、逃げ惑っていたが、上の子は鹿せんべいをあげて上機嫌だ。

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秋の紅葉シーズンに行った時に、気に入って写真を撮った古い土塀は、その落ち葉が桜だったことを思い出し、行ってみると、満開の桜が迎えてくれた。

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桜の柔らかい色が、心まで柔らかくしてくれたような、そんな関西旅行だった。