春ですね。
桜も咲きましたが、花粉症にも悩まされています。
まだ先週、桜の咲く前に、横浜の春を探しに、桜木町(春らしい!)から歩き出しました。
昔、広角24mmレンズ一本で撮り回った街風景のスナップです。
この団地も立て替え計画が進んでいます。
坂をおりてゆくとお稲荷さんの鳥居がありました。その向こうにランドマークタワーが。
野球も春の景色です。
場所は大桟橋です。昔と全く景色が変わりました。丘の向こうに横浜が見えるようです。
さて、今回の写真は、新しいレンズを使用してみました。
それはニッコール14-24mm/f2.8。
昨年の秋に話題になった新製品ニコンD3,D300と同時発売された新鋭レンズです。
この性能は、噂に聞くだけでなく、実際に星の写真を見せてもらっておりました。
普通は絞り開放では特に周辺のコマ収差、非点収差が「鳥の羽が開いたように」点像をボケさせてしまい、絞らないと使い物にならないのが常識でした。
しかし、このレンズは開放絞りでも星が点像になっており驚異的な収差補正がされています。
星についてはまた後日として、まず、一般風景を試したわけです。
24mm(36mm相当)で撮影した写真です。
この写真の右上、等倍で切り取ったものです。(絞りf4)
従来使っていた24-120mm/f3.5-5.6をf8まで絞ったもので比較してみました。
ここまで強拡大すると、レンズの解像度がはっきり見えてきます。f8まで絞った24-120より、f4の14-24の方が良いのがわかります。
しかし、このレンズの真骨頂はそれだけではありません。シャドー部の色合いから見ると、「ヌケ」の良さ、ハイライト部も白いが粘りのある階調、フレアの少なさ、写真全体の印象がしゃっきりしています。これはプリント時に差が出る性能です。
素晴らしい性能でした。
街中で使っていると、ドーム状の前レンズがなかなか派手に目立っていますが;)