naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

2009年へ

20081016_041921

2008年も暮れようとしています。
世界情勢でみても、個人的にも、せわしない1年でした。
世界情勢は、甚だ不安定で経済の落ち込みは心まで不安にさせます。
しかし、個人的には、2009年は皆既日食をはじめ、”いろいろ”蒔いた種から芽が出て花が咲き結実する過程の年になってほしいと期待しています。

今年最後の写真は、秋の尾瀬の写真ですが、構図が違いまして、某雑誌コンテストで佳作に入ったものです。選者いわく、月夜の写真なら露出オーバーで、もっと青いだろ、簡単に調整できるのだからやれ、というコメントがついていました。
むろんその前に、尾瀬の写真ではめずらしい構図の写真とほめてもらっているので、それで良しと思えということなのでしょうが、筆者は、月夜なら青い、暗い、という狭い視点しか無い批評にうんざりです。
満月の明け方の、カラフルで明るい尾瀬ケ原にわき上がる靄が、何か降臨するような荘厳さを醸し出している、それを皆さんにお伝えしたくて撮った写真です。決してステロタイプの「青い月夜」を撮った訳ではないのです。
まあ、筆者にとっての写真とはそういうものです。普通に思い描かれるような風景を期待通りに撮ろうなんてこれっぽっちも思っていません。そのとき見た発見や感動がそのまま伝われば良い、それだけです。

来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。