しかし、昨年も同じように書いていましたが、今年の天候は異常です。ともかく晴れない。夜になると雲が出る。雷雨が続く。もう何が正常なのか分からなくなってきました。
うちの屋根工事も終わり、屋根上に望遠鏡を出して見ました。上の子供が木星の集中観測をして夏休みの宿題にしたいというので、今日は二台同時観測です。
この日も天候不安定でしたが、なんとか木星が見えだす時刻になって雲が切れてきました。しかし、暑いのなんの。湿度が高く汗が出ます。
このような天気の時は、シーイングが良いのです。眼視で見てみても、この望遠鏡にしてから最高の分解能を発揮していました。
ですが、透明度が悪く、ノイズの多い画像をコンポジットすることになりましたが、それでもその効果は大きなものがあります。デジカメでは高感度にするのは厳しいものがあります。工業用カメラに対抗するのは無理なのでしょうか。裏面照射CMOSを期待したいところです。
木星
撮影日: 2009年8月13日-14日
撮影時刻: 下記
露出時間: 動画約30秒（30フレーム/秒）
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: タカハシCN212（カセグレン焦点）
カメラ: ニコンP4、MOV、デジタルズームx1.8ーx2、ニコン フィールド接眼レンズ DS60（約7mm）
画像処理:コンポジット（約1000枚コンポジット）、ガンマ補正、画像復元
シーイング 7/10、透明度 2/5
23時01分
23時22分
23時53分
0時10分
0時29分
1時05分
1時21分
