夏休みもそろそろ終わりです。
うちの小学5年生坊主は、野球で遊ぶだけではなくて、自由工作もがんばりました。
親父もそのがんばりを認め、ここに表します。
以下、5年坊主の文章です。
作った所について
今年の自由研究(工作)は、東海道線の東戸塚ー保土ヶ谷間にある「清水谷戸トンネル」を作りました。
このトンネルは今日本に残っているトンネルの中で一番古いトンネルです。
トンネルの入り口の形が上りと下りでちがいます。レンガでできているのがとくちょうです。
線路を取り付ける
この日はどこに線路をおくか設計をして線路を釘でうってとめました。
少しでもずれると電車が当たってしまうので、当たらないようにするのが大変でした。
(親父注:フレキシブルレールが残っていたので、それを使いました。複線間隔を決める時に、誕生日に買ってやった、関水金属の複線につなげられるようにすれば、一緒に遊べるよ、と教えてやって、自分で設計させました。ただ、ベースは既製品です)
山を作る
この日は、山を作りました。
最初は服などで山の大体の形を作りその後に、発ぽうスチロールで山のほねの部分を作りました。
(親父注:立体形状を設計するのはさすがに大変なので、代用品を使うやり方を教えました。トンネルポータルはトミーテックの鉄道コレクションです。これは、ポータル形状が馬蹄形と逆U字の二種類が二個ずつ入っている、清水谷戸トンネルそのもののセットです。おこづかいで買える値段だったのですが買ってやりました;)
石こうをぬる
この日は、発ぽうスチロールを新聞紙でまいた後、石こうでかためました。
このやりかたをはりぼてと言うそうです。
たくさんの石こうが必要でした。
(親父注:最近は関水金属のプラスターシートを使うのがはやっていますが、あえて昔ながらの方法にこだわり、実践させました。途中で石膏が足らなくなり、親父が買いに走る一幕も。)
山に色をぬる
この日は、二色のスプレーを使って山の地面の部分をぬりました。
スプレーがかわいたら、コンクリートの部分を絵の具でぬって、じゃりもまきました。
(親父注:昔はスプレーは高くて子供は買えませんでしたが、いまは100円ショップで買えます。ただ、良い色が無くて、結局、親父の田宮スプレーを使いました。ダークイエローとモスグリーンはなかなか良い取り合わせで、岩肌のようになりました。本人も気に入っているようです。)
スポンジをはる
この日は、山にスポンジをはりました。
スポンジだけだとスイカの皮のようになってしまったので、模型に使うスポンジとパウダーをお父さんにもらい上からはりました。
くっつけるのが大変でした。
(親父注:昔はスポンジを切って作ったので、今回もそうさせましたが、100円ショップのスポンジは思いのほか固くて、切ってもカットフルーツみたいなので、見かねてフォーリッジとパウダーを提供して、実演してみせました。スポンジはボリュームアップに役立ちました。さらに鉛筆削りのかすを着色する草は、親父が中学のとき編み出した方法ですが、いまはほとんど鉛筆を削らないのでわずかに使っただけでした;)
試運転
大体の作業が終わったので電車を走らせてみました。
当たること無く走って良かったです。
(親父注:レイアウトモジュールは集合レイアウトと思われがちですが、いまでは既製品で道床付きレールがあるので、これとつなげることを考慮しておけば、一部分だけでも走行させることができます。)
家を作る
この日は、最後の作業、家を作りました。
ぼくの家と同じ大きさに設計してその家を平屋にして作りました。
やっぱり1/150だと小さいなあと思いました。
これで完成しました。
(親父注:自宅の図面を見せて、1/150に設計させました。やっぱりちいさいなあと思いました;;)