naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

火星と月(P6000)

ニコンクールピクスP6000を使ってコリメート撮影してみました。
火星は動画撮影よりもE990のときのような静止画撮影の方が結果が良かったのですが、コンポジット枚数が少なかったこと、シーイングもこの時期にしては良かったもののもうひとつだったため、結果ももうひとつ。ですが素直な絵になっているので期待できます。

撮影日: 2010年2月19日
撮影時刻: 下記
露出時間: 1/30×約50枚
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: タカハシCN212(カセグレン焦点)、ニコン天体アイピース NAV-7SW
カメラ: ニコンクールピクスP6000、VGA焦点距離24mmxデジタルズームx4、ISO400
FSB-U1、TSA-1
画像処理:コンポジット(約50枚コンポジット)、画像復元、ガンマ補正など
シーイング 4/10、透明度 2/5

20時10分
M20100219_201029klrgb

20時39分
M20100219_2039rlrgbp

月のように大きな対象は、コリメート撮影ではどうしても周辺が落ちるので、何枚かに分けて撮影し、それをパノラマ合成することで精細な写真となります。厳密にはよろしくないのですが、観測目的ではない写真であれば許容範囲でしょう。
月の全景の場合、分解能はそれほど必要ではないため、安定した像を見せるED屈折望遠鏡のほうが使いやすくていいですね。


撮影日: 2010年2月20日
撮影時刻: 20時19-20分
露出:マニュアル 1/60秒、F3(開放)
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: タカハシCN212(カセグレン焦点)、ニコン天体アイピース NAV-14SW
カメラ: ニコンクールピクスP6000、焦点距離7.3mm、ISO100
FSB-U1、TSA-1
画像処理:3枚パノラマ合成、ガンマ補正、アンシャープマスク
シーイング 2/10、透明度 5/5

201002201920_1


撮影日: 2010年2月23日
撮影時刻: 20時10分
露出:マニュアル 1/60秒、F4.4(開放)
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: ビクセンED80Sf、ニコン天体アイピース NAV-7SW
カメラ: ニコンクールピクスP6000、焦点距離15mm、ISO200
FSB-U1、TSA-1
画像処理:8枚パノラマ合成、ガンマ補正、アンシャープマスク
シーイング 4/10、透明度 1/5

20100223_2010