昨日書いた「白い空」から徐々に気候も変わりつつ有るのか、今日は青空でした。
しかし太陽の周りにはおおきな暈(かさ)がかかっていました。
しかし、、、暑い!
そんな太陽をHα望遠鏡で見ると、紅炎が出ていました。
彩層面と紅炎は別の画像処理をしていますが、上方の赤い広がりは薄雲でしょう。
撮影日:2013年8月17日11時22分(JST)シーイング5/10、透明度3/5
撮影条件:RAW、ISO800、1/200秒、PhotoshopCS5による画像処理
望遠鏡:「P.S.T」(口径40mm、Hα)
カメラ:ニコンD7000、NAV-17.5SW+TSA-1+NSA-L1
場所:横浜市
赤道儀(ビクセンニューアトラクス)の赤緯微動が動かなくなる故障を起こしました。粗動は動くため機械的不調だろうということで赤緯ギア列の点検を行いました。原因は分からずじまいでしたが、少し復調、やや不調まで持ち直しました。
そのテストをかねて夜も、と思いましたが、雲が広がりました。それでも東側の月は見えていました。
風が強く吹いて、雲が流れていますが、上空の空気は安定しているようで思ったよりシーイングは良いですが、月は黄色くかすんで見えました。
コリメート撮影して、少し強拡大。コンポジットとラプラシアンフィルタをかけてみると細部が出てきました。
撮影日:2013年8月17日19時59分(JST)
露出: 1/250秒、ISO400
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)、ビクセンアトラクス
カメラ: ニコン1V1+10-30mm(15.1mm)画像サイズS、カメラブラケットDSB-N1,ニコン アイピースNAV-17.5SW
画像処理:コンポジット(8枚コンポジット)、ラプラシアンフィルター=Keiths Image Stacker、
シーイング 8/10、透明度2/5
さらにズームで拡大。
撮影日:2013年8月17日20時00分(JST)
露出: 1/125秒、ISO400
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)、ビクセンアトラクス
カメラ: ニコン1V1+10-30mm(30mm)画像サイズS、カメラブラケットDSB-N1,ニコン アイピースNAV-17.5SW
画像処理:コンポジット(15枚コンポジット)、ラプラシアンフィルター=Keiths Image Stacker、
シーイング 8/10、透明度2/5
北側のコペルニクスクレーターもシャープに見えました。
撮影日:2013年8月17日20時05分(JST)
露出: 1/60秒、ISO400
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)、ビクセンアトラクス
カメラ: ニコン1V1+10-30mm(18.2mm)画像サイズS、カメラブラケットDSB-N1,ニコン アイピースNAV-17.5SW
画像処理:コンポジット(10枚コンポジット)、ラプラシアンフィルター=Keiths Image Stacker、
シーイング 8/10、透明度2/5
しかし、西側から雲が広がっており、土星はかなり暗い状態で残念ながら見たほどのシャープさは出ませんでした。
撮影日:2013年8月17日19時50分(JST)
露出: 1/6秒、ISO1600
撮影場所: 横浜市
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)、ビクセンアトラクス
カメラ: ニコン1V1+10-30mm(19.6mm)画像サイズS、カメラブラケットDSB-N1,ニコン アイピースNAV-5SW
画像処理:コンポジット(15枚コンポジット)、ラプラシアンフィルター=Keiths Image Stacker、
シーイング 6/10、透明度1/5
この最中、ニューアトラクスバランスウエイトのクランプノブが割れてしまいました。普通にクランプしようとノブを回すとぽきっと折れてしまいました。ダイカスト製なのに。品質に不満です。ついてない。