三連休になったので、明け方の木星を写してみました。
ここのところ気流が悪く、13日も強風が吹き、星像もかなり揺らいでいました。
だから折角大赤斑が見えているのに、写らないなあ、と思っていました。
こちらはNikon1V1。写りが悪いのはカメラの設定がまだうまく出来ないからかと思い、従来のカメラでもとってみることにしました。
2013年10月13日
2時25分
こちらは今までのデジカメ(クールピクスP4)
2013年10月13日
2時28分
目で見ると、揺らぎが大きいもののなんだか良く見えません。ネットではかなり良い写真が出ていて、当方の画像処理の未熟さかなあ、と思っていました。
翌日の早朝も写してみました。
この日は風もおさまり、移動性高気圧に覆われていました。
シンチレーションはかなり良いと見ましたが、なぜか目で見ても良く見えません。
疑問に思いながら写真も撮ってみることにしました。
2013年10月14日
3時48分
あまりにのっぺりなので、今までのクールピクスP4ならば、過去の経験から模様が写ると思って撮ってみましたが。。
2013年10月14日
4時07分
あまりに細かな模様が写りません。
ここのところ気流やカメラ設定、性能、画像処理のせいにしていましたが、これは異常です。
シュミットカセグレンは光軸が狂うと見え悪化の影響が大きい、と話に聞いていますので、明るい恒星をチェックしてみました。
しかし、大きくぼかしてみるとほぼ斜鏡の影が真ん中に見えます。何度かこのチェックはしていましたが、気流が悪く、これ以上の確認は出来ませんでしたが、今日は安定して見えるのでピントを合わせて行くと、、、。ディフラクションリングが偏芯しているのが分かりました。あきらかに光軸不良です。(写真を撮る余裕は有りませんでした)
夏場に一度手が滑って数十センチから落としたことがあるのですが、そのためなのか、購入して3年経つので経時変化なのか。いずれにしてもはじめの頃から変化しているのでしょう。
しかし、ニュートン鏡の光軸に比べ悪化度合いが厳しいのでしょうか。
わずかな光軸ずれがこれほど影響することが本当に有るのかどうか、今度じっくり調整して確認したいと思います。(いろいろ立て込んでいる時に全く困ったものだというのが本音ですが。。。。)