2015年が明けて、すでに10日たちます。
年末休みに寝込んだり、神戸へ行ったり、ばたついていましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年もよろしくお願いします。
さて、年末から増光しながら高度を上げてきた「ラブジョイ彗星」が4等級になってきました。そこで横浜の街中からどのように見えるか見てみました。現在おうし座の南にあるので高度も十分で、夜半まで見えるので双眼鏡さえあればよく見えます。
光学系:タカハシ16cmニュートン反射(MT160)+レデューサー=焦点距離776mm、
ニコンD7000(ローパス、赤外線カットフィルタを天体用フィルタに交換改造)+「光映舎LPS-D1-FF(D7000用)」直接焦点撮影
撮影日:2015年1月10日19時16分ー26分
撮影地:横浜市戸塚区
撮影データ:30秒露出、ISO800、RAW、19枚スタック(DSSコメットモード)、画像調整(ステライメージ、Photoshop)、ノートリミング
暗いところでの写真では彗星はイオンテールが細く長く伸びているようです(星仲間からはぞくぞくと長い尾の写った良い写真が届いています)が、さすがに写りませんでした。しかし短い尾が写っています。
なお、写真は30秒露出を、9分30秒間撮影し、ソフトの機能で彗星基準に重ねたものです。星が伸びているのは、彗星の動きを止めたからで、実際はわずか9分30秒の間に彗星が動いたのです。このソフトの使い方がわからず苦労しました。
年末の12月22日に茨城県に行ってきたときに撮影した星景に写っていました。このときはまだうさぎ座で地平線に近かったのですが、今ではおうし座まで動いてきました。
撮影日:2014年12月22日22時38分
撮影地:茨城県
撮影データ:30秒露出、F3.5、ISO800、RAW
おしまいに今年の幸運を祈って正月に撮った富士山の写真です。