naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

夏空の木星土星 2020年8月4、5日

今週は、平日でしたが、継続して夏空が広がったので木星撮影です。
見た目、陽炎のようにゆらゆら揺れていましたが、模様は見えており、上空の大気は安定してきて真夏の空になっていました。
前回、ADCの状態を未確認で失敗したので、今回はFireCaptureでしっかり合わせようとしましたが、なかなか厳密には合わず、それなりで決行しました。モノクロカメラの場合、ずれがモニターでは分からない上、スタック時にRGB合わせができるカラーカメラとは違いダイレクトにボケになります、というか、モノクロカメラを使うようになって初めてわかりました。今までのように目分量でプリズム調整していては低空の惑星には通用しないのでしょうか。まあ、このシーイングなら問題なさそうですが。

 

2020年8月4日横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度2/5

望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC(RGB)、ASI290MM(L)、(ニコンEiC16)=F33

キャプチャーソフト:FireCapture v2.6beta(Mac

画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、マルチバンドシャープ)、フォトショップMac)、色、トーン調整

土星

(L)露出15msec、ゲイン340、5000枚>75%約3500枚、x3セットディローテーション

(RGB)露出15msec、ゲイン400、5000枚>75%約3500枚、x2セットディローテーション

22時24.8分(JST

202008041324_8nmlsatlrgb

木星

(L)露出10msec、ゲイン340、5000枚>75%約3500枚、x3セットディローテーション

(RGB)露出10msec、ゲイン340、5000枚>75%約3500枚、x2セットディローテーション

21時59.0分(JST

202008041259_0nmrgbjuplrgb

21時09.2分(JST

202008041309_2nmljuplrgb

2020年8月5日横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度2/5

望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC(RGB)、ASI290MM(L)、(ニコンEiC16)=F33

キャプチャーソフト:FireCapture v2.6beta(Mac

画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、マルチバンドシャープ)、フォトショップMac)、色、トーン調整

木星

(L)露出10msec、ゲイン340、5000枚>50%約2500枚、x3セットディローテーション

(RGB)露出10msec、ゲイン340、5000枚>50%約2500枚、x2セットディローテーション

21時59.1分(JST

202008051259_1nmljuplrgb_20200807185001

22時30.3分(JST

202008051330_3nmrgbjuplrgb_20200807185001

22時53.3分(JST

202008051353_3nmljuplrgb_20200807185001

23時17.2分(JST

202008051417_2nmljup2lrgb

23時32.0分(JST

202008051432_0nmljuplrgb_20200807185001

コロナ騒ぎの中、お盆になります。天気は良さそうですが、ペルセウス流星群を見に遠出はしてもいいものか。直行直帰でならいいですかね。

8月8日、3連休なので天体望遠鏡を出しましたが完全に曇ってしまいました。

雲の中にかろうじて見える木星を撮りましたが、こんなです。せっかく大赤点が正面なのに。

202008081147_3nmljuplrgb

 

202008081323_9nmljuplrgb