naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

英国垣間見

前回の続き。
今回は出張で行ったので、観光はありませんでしたから、あまり知ったようなこともかけないのですが、ちょっと泊まった場所が雰囲気のあるスタンフォードという街(もちろんアメリカのスタンフォード大学とは無関係)で、そこのことを書いてみます。

http://www.stamford.co.uk/

この街は、10世紀頃から栄えた街で、ロンドンからエジンバラ、ヨークへ北上する[A1](国道1号?)街道の宿場町でした。馬車の馬が休憩するための宿が集まっていたそうです。
その後、産業革命の頃には、鉄道が迂回してしまったため、中世、15、6世紀の石造りの町並みがそのまま残った貴重な地域で、最近では映画ロケなどにも使われる歴史保全地区になっています。
「The George Hotel」に泊まったのですが、このホテルも1000年の歴史があり、現在の建物は1598年建設の石造りです。調度品も古い物が残されています。バーのランプも今でこそ電球ですが、いかにも昔のランプが配置されたと思われる間隔でびっしり並んでいます。
泊まった部屋は、もちろん改装済みですが、冷房は無く、しかしそれでも今回は最高気温20度、最低気温10度程度だったのもあって全く不便はありません。
風呂も王宮を思わせる物ですが、あふれると大変そうなので、シャワー室にだけ入りました;)

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部屋は決して広くありませんが、調度品はそろっていてます。
また、たぶん配線の問題もあると思いますが、無線LANが完備していて、無料で使えるのは大変良いサービスでした。
街の名所にもなっている三ツ星ホテルです。

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朝の散歩をしてみました。
ここは教会も多いそうです。
だいたい10世紀頃の街の形成時にできたようです。宗派については興味が無いので書きませんが、街にはかなりの教会があって、建造物も13,4世紀のもののようです。

http://www.allsaintschurch.org.uk/
http://www.stgeorgeschurch.net/

ホテルを出るとすぐに教会の塔が見えます。

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こんな街でした。
白川郷の合掌造りは築200年ほどでしたが、ここは築400年で、お寺や教会ならともかく、宿泊に供する施設の歴史としては突出したものにたてつづけに泊まることができました。
英国も日本と同じく歴史のある国です。