木星2017年4月28日
大型連休が始まりました。
金曜日の夜も穏やかに晴れたので、帰宅して木星を撮影しました。
この日は、PCカメラを使い始めてからの中では最高のシーイングに恵まれました。ですのでどれも見せたいのですが、大赤斑が見えない経度で今ひとつ気合が入らず、画像処理が大変なので、一枚だけです。
シーイングの評価は主観になりがちですが、今回は上空の細かい揺らぎは残っていましたので7ですが、もっとシーイングが良い土地ならば5-6程度なのかもしれません。
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC、(ニコン アイピースNAV-17.5SW+ニコンNSA-L1)=F30
2017年4月28日
シーイング 7/10、透明度3/5
木星
画像処理:AutoStakkert_3.0.14スタック、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、フォトショップ
露出10msec.ゲイン391、5000枚>75%約3500枚コンポジット
23時00分55.8秒(JST)
23時03分03.2秒(JST)
De-rotationを行うために7セット費やしましたが、これほどのシーイングならもっと少なくても同じか?またはバラツキのあるセットを使うのではなく1セットの方が良いか、迷うところです。
22時59.4分=22時55.5分(JST)+22時56.4分(JST)+22時57.7分(JST)+22時59.2分(JST)+23時00.9分(JST)+23時02.3分+23時03.8分(JST)(JST)
各5000枚>75%約3500枚コンポジット
De-rotation(WinJUPOS)後、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、ステライメージ復元、フォトショップ
(ノイズを残してシャープネスを優先した処理)
他の時間帯を経過順に並べます。結構違うものです。画像処理の差もありますが基本的にシーイングが違っています。木星が南中した23時あたりが最良で、それ以外は揺らぎが大きかったようです。シーイング5程度でしょうか。
21時43.5分
22時59.4分
24時03.9分
24時27.4分
24時49.4分
土星
24時59分