10月になってなぜか台風と秋雨前線の攻撃を受け、なかなか接近中の火星を撮影できませんでした。
ようやくきれいに秋晴れになったので、平日ですが急いで帰宅し撮影準備しました。
まだ大きく見えて、大シルチス、子午線の湾と呼ばれる目立つ火星の模様が正面に見えます。
シーイングは細かく揺れているものの、以前紹介した自作正立天頂プリズムとニコンアイピースをつけてじっくり堪能しました。
2020年10月20日横浜市戸塚区
シーイング4/10、透明度4/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC(RGB)、ASI290MM(L)、(ニコンEiC16)=F33
キャプチャーソフト:FireCapture v2.6(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、Lynkeos(Mac)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、 ステライメージ7(最大エントロピー法、シャープ)、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整、スマートシャープ
火星
(L)露出10msec、ゲイン210、5000枚>25%約1250枚、Drizzle 1.5倍 、x3セットディローテーション
(RGB)露出10msec、ゲイン240、5000枚>25%約1250枚、Drizzle 1.5倍 、x2セットディローテーション
21時36.7分(JST)
23時02.8分(JST)