naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

南会津の紅葉(マルチパターン測光の注意点)(2001)

会津の紅葉(マルチパターン測光の注意点)

いきなり思い立って紅葉ドライブに、ひとりで行くことにした。10月下旬、情報をいろいろ見て上高地、乗鞍方面、草津白根方面、南会津方面に絞り込んだ。今回は藁葺き屋根の民家の残る南会津へ行くことにした。

会津の大内宿は旧街道から国道がはずれたことで生き残った宿場町だ。ダムに沈むことになって話題を呼び、観光地として民家の保存地区になった。広い路地に修復された家屋はまるで映画のセットだが、意外にも昔からの集落配置のままだという。初めて訪れる所だが雑誌で写真を見て、出来すぎの町並みに不安があった。特に観光客が来ない早朝を狙うことにした。金曜の夜、事前に若干の仮眠を取った(子供と一緒に寝た)だけで、5時間の長駆ドライブ、土曜午前5時前に到着した。
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日の出まで仮眠を取るつもりであったが、折しも朝霧が晴れんとしており、霜の降りた大内宿の撮影を開始、結局朝のかまどの煙がおさまる8時半まで撮り続けた。
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鎮守の森から見下ろす大内宿は、よく見る構図だが、早朝人気もなく、霜の降りた屋根屋根は白い。やがて日が差す頃には藁葺き屋根の妻側からかまどの煙が立ち上り、ああここは人の住む村なんだ、と気がついた。

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大内宿は集落には車は立ち入れず、手前の駐車場に止めるのだが、9時前には大型観光バスも着きはじめ騒がしくなったので早々に退散した。しかし朝早すぎて名物のそばを食べられなかったのは残念。

ここから南の舘岩村へ向かう。この付近の山はもみじが赤く紅葉するらしく期待したが、やや早すぎたようだ。それでも見事な紅葉が所々見られた。舘岩村には前沢集落と水引集落という藁葺き屋根の曲がり家が残る地区があると聞いている。まず前沢集落へ行ってみる。なんと大内宿に倣ったのか大きな駐車場があり、集落は観光公園となっていた。一方の水引集落は、無かった。新しい道路の脇にトタン屋根の曲がり家があったがそれなのか。
このあと福島、栃木県境にある安ヶ森峠を越える林道を爆走;)し、湯西川温泉を抜けて、矢板へ出た。帰宅は22時だから22時間の日帰りドライブとなった。

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2001年11月3日