うちの子供は、上が中一、下が小三、ご多分に漏れず夏休みの真っ最中です。
しかし、クラブ活動や野球練習でいそがしい休みを送っています。
一番大変なのは夏休みの宿題、自由研究です。これはいつの世も変わりません。テーマを決めるのから一苦労です。最近は書店に自由研究テーマの参考書が並ぶくらいです。キットもあります。
うちでは、昨年ニコン「ファーブルフォト」を買っておいたのですが、昨年はセミを見るだけでした。今年は、自由研究に使ってみたら、ということで子供はおのおのテーマを決めて取りかかることにしました。
ファーブルフォトは実体顕微鏡に、デジタルカメラの撮影もできる顕微鏡です。昨年発売で、秋には「グッドデザイン金賞」ももらって少し評判になりました。でもそんなに売れていません;;
欲しい、って人は多いようなんですが。
でも「ファーブル」といえば「昆虫記」です。何か虫を見なくてはならないと思ってしまいがちですが、うちの下の子は、男の子でも虫は嫌い。「ファーブルフォト」で何か見るというと、気乗りのしない様子。
そこで、なにも嫌いな虫を見なくても良いから、花を見よう、ということで急遽7月にアサガオを蒔いたのです、が、あいにくまだつぼみもつきません。
それではと、子供百科事典をめくって、テーマを「お金」にしました。
意外に思われるかもしれませんが、貨幣、紙幣は偽金を作れなくするために、精巧な彫刻や印刷がされています。はたしてどんな発見があるでしょうか。
これは5円玉。
稲穂に米が幾つ付いているか、知っていましたか?
続いて、500円玉。シンプルに見えるデザインですが、彫りがシャープで細かい。
千円札のマイクロ文字。カメラの最広角でも文字が写りました。
夏目漱石の目は結構怖い、と感想でした。
五千円札にもマイクロ文字。
与謝野晶子は結った髪が細かい。
一万円のマイクロ文字。1mmの数分の一の大きさ。(写真の縦の辺が約10mmです)
福沢諭吉も細かい線。
「鳳凰」は怖い顔、とさわいでました。
はじめは及び腰だった息子ですが、けっこう「うわ」とか「おお」とか言って楽しんでいました。
ちなみに長女の方は、虫も好きなのですが、捕まえるのが大変なので、生地の汚れが洗剤でどう落ちるか、を顕微鏡で調べていました。
まだ自由研究に手間取っているお子さんの親御さん、「ファーブルフォト」を買いませんか:)