1月3日のこのブログに書いた「星景写真」の試し撮りをしてみました。
地球の自転によって、星は1分間に15角度分(0.25°)動くので、それが目立たないように露出時間や画角を決める必要があります。また、固定撮影と赤道儀のガイド撮影でも、星がぶれるか景色がぶれるかの差が出ます。
ニコンD300の感度を1600にあげて、露出時間を30秒以下に抑え、ニッコール14-24mm/2.8を絞り開放F2.8で使うことで画角と暗い星まで写すことができる明るさを狙っています。
赤道儀の自動ガイド撮影した写真です。
男体山に上る天の川です。
固定撮影です。
男体山の方が明るいのは月が昇ってきたからです。
山の影のようなはっきりした対象がバックの場合、自動ガイドで気になりませんが、木の枝のような細かい前景がある場合、固定撮影の方が良いようです。
このニッコールは開放でも素晴らしい性能で、このような写真にはうってつけです。以前のレンズでは絞らないと星がにじんでしまい、周辺減光もあるからです。ただ星がシャープで小さすぎて見栄えがしないのは贅沢な悩みです。これは今後の画像処理でなんとかできるでしょう。
戦場ヶ原に近い竜頭ノ滝はまだ朝なので誰もいませんでした。
せっかく日光まで来たので、小学校の修学旅行以来?の華厳の滝も見てきました。
朝8時からエレベータが動くのでそれまで待っていました。
ちょうど虹ができていました。
思いの外、美しい景色でした。