ここ数日夜になると雲が多く湧いて、強風が吹く天気だったので惑星は諦めていました。
しかし、今日は強風の中、撮影しました。望遠鏡が風に揺れ、画面から惑星が飛び出すような状況でしたが、結果をみるとそこそこの映りです。
やはりこの風は低空の海風で上空はそうでもないのでしょう。
それでも強風によるブレで使えるコマが大幅に減っているので、この風がない地域の人が羨ましいです。
2018年7月18日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度1/5(強風、雲多い)
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC、(ニコンEiC16)=F35
画像処理:AutoStakkert_3.0.14スタック、Lynkeos(Mac)各種強調、復元、フォトショップ
眼視では全然ダメで諦めていましたが、そこそこの映りです。でもコマ数が足りないのでノイズが出るため画像処理は穏やか目にしました。見た目この方がいいかも。
露出15msec.ゲイン400、5000枚>50%約2500枚コンポジットx3セットディローテーション
22時09.0分(JST)
火星も、雲の流れの中で出たり消えたりを繰り返し、コマ数が稼げません。
今日はアリンの爪あたりが見える経度なので早めに撮影しました。「爪」の先端が見えます。
砂嵐はこの経度あたりはだいぶ薄くなって来ているように見えます。
火星
露出10msec.ゲイン300、5000枚>70%約3500枚コンポジットx3セットディローテーション
22時33.1分(JST)
南中時の方がシンチレーションがひどくなってしまいました。
前回の経度あたりになって来ましたがだいぶ暗い地形(高地)が見えて来ました。
大接近時にはもっと見えるようになることを期待。
24時01.6分(JST)