暑いですね。月面撮影は連続5日目です。これは横浜に全く雨が降らないので架台を出したままにできるからなのですが、いい加減夕立が欲しいですね。
横浜市戸塚区 シーイング3/10、透明度4/5
16cmニュートン反射望遠鏡(タカハシMT160+コレクター)f=1330mm直接焦点
NikonZfc(1/250秒、ISO100)333枚撮影、AutoStakkert_3.0.14(Win)90%スタック、フォトショップ(Mac)、色、トーン調整、スマートシャープ調整
2023年7月29日 19時30分13秒〜34分36秒
木星は大赤斑が見えるので、夜中に起きて撮影しました。
モニター上で揺らいで見えますが上空の大気は安定しているようです。風はありますが夜露もなくて撮影しやすい夜でした。
撮影画像は揺らぎのためかイマイチ精細さに欠けますが、フェストーンはよく写っていました。90%スタックは欲張りすぎたでしょうか。>50%にしてもあまり変わりませんでした。
カメラをZWOASI662MCに変えてから、以前の224MCと違ってゲインを400以上に上げないといけなくなりましたが、ノイズは少ないようです。
今までならステライメージの最大エントロピー法とシャープでノイズを消しつつシャープネスをあげるのですが、今回の画像ではそれをやるとどぎつくなってしまうので、
これを使わずにフォトショップでレベル調整してカラーバランスとコントラストを調整し、弱めのスマートシャープフィルターをかけています。
機材が変わるとそれに合わせた画像処理が必要で、試行錯誤しています。
2023年7月30日 横浜市戸塚区
シーイング4/10、透明度4/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI662MC、UV/IRカットフィルター、ニコンEiC16=F36
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後、フォトショップ(Mac)、色、レベル調整、スマートシャープ
露出10msec、ゲイン420、約3000枚>90%約2700枚、x5セットディローテーション
03時08.5分(JST)
03時19.1分(JST)
03時35.3分(JST)
50%スタックにしてみてもあまり変わりませんでした。
03時49.0分(JST)
03時51.7分(JST)
追記
上の画像の素材をレジスタックスのフィルターを「デフォルト」にして線が細い描写にして見ました。見える模様は変わらないのですが締まって見えます。
土星は早くに南中しているので最初に撮影しました。シーイングはまあ良いのですが撮影画像が上下に二重に見えます。以前あったUSBケーブルの劣化や光軸微調整が必要なのか、原因が不明です。
露出30msec、ゲイン450、約3000枚>70%約2100枚、x3セットディローテーション
02時56.0分(JST)