naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

阪神電車の風景レイアウト-10

住吉川鉄橋のイメージで作ったセクションです。奥にある木は松です。 Hm8img0257 同じ7861形二連、西九条特急(N特)です。松が印象的だったので模型でも意識しましたが、雰囲気は出てますでしょうか。 H1nisim 今でこそ魚崎駅は全列車が停車しますが、昔は各停のみの停車でした。大阪行きの上り電車はここでぐんと加速して大迫力で通過します。 川と反対側の線路沿いに土蔵を建てました。阪神間モダニズムとも呼ばれる地域ですが、こういう日本家屋も多く見られました。 Hm728 この写真は1980年代のものですが、かなり古い写真にも写っていました。きれいな白壁で大事に使われて来たようです。 Hm8p4820140619_150158dsc_1331 残念ながらこの土蔵は、近所の建物とともに大震災で無くなりました。。 「阪神魚崎駅近くにある近代建築」で紹介しました、魚崎小学校と東灘診療所(現東灘区区民センター分館)のつもりです。校庭の木と土は昔遊んだ記憶のイメージです。弟が診療所で生まれた日、叔父と一緒に窓から見た阪神電車を思い出します。 Hm820140309_220001dsc_9905 Hm813 この陸橋は実際に有るわけでは有りませんが、岩屋駅近くの地下線に入る前の陸橋の雰囲気でしょうか。 Hm810 こんなかんじですが。 Hm820120812 鉄道模型レイアウトに夜間照明を付けるというのは、多くの方のブログ等に触発されましたが、肝心の鉄道が目立たなくなっちゃいました;)奥に建物が見えますがそれは娘が小学校のとき作った工作です。とけ込んでますね(笑)。 Hm814 さて、こちらは魚崎から青木方向の市街地のイメージです。 Hm818 魚崎中町から青木にかけても前から町が大きく変化しました。多くの日本家屋が震災で倒壊してしまいました。実際には大きなお屋敷も有れば長屋もあればアパートも有れば、という町並でした。 Hm817 阪神平野は東西に広がっているので日当りが良いところです。夏は暑いですが。模型にも実際に日が当たると実物感がわきませんか。 Hm801 古い築堤の高架です。狭い路地であっても通行が出来るようになっていて、わざわざ小さなガーター橋があります。 Hm8p4720140619_150123dsc_1329 ここもそんな感じで。 Hm825 魚崎駅です。最初に書いたようにこのレイアウトのメイン場面です。 Hm807 先に書いたように1990年以前は地上ホーム、地下駅舎でした。 Uozaki8307303 写真の車両は5201形のうち5201-5202の2両で、1959年製造の当時は珍しいステンレス車でした。5203以降の車両は普通鋼製の青い胴回り塗装になりましたので、ステンレス車は大変珍しく、なかなか見られなかったのです。 Hm808 H5202 鉄道模型なら、かつての車両も走らせることができます。 Hm809 Uozaki8307304 この光景も気に入っているところです。雰囲気は出ていますでしょうか。 Hm727 実際の阪神電鉄もこのように急カーブしています。昔は松原曲線と呼ばれるほど多くの松があったところです。 Hm802 かつての住吉川鉄橋のイメージを求めて。 Hm811 8103263301m Hm812 築堤の石積みはグリーンマックス製品と、それを型取りしたシリコンゴムをスタンプにした紙粘土です。 Hm822 Hm823 ガーター橋はカトー製品を改造して使いました。 Hm824 阪神電鉄も車両の代替が激しく、そろそろ下半分が赤や青の車両は見られなくなりそうです。 この9300形は上半身がオレンジの新型車両でしたが、これもすでに15年近い車歴です。 Hm820 この景色の中を走ることの無かった車両を走らせることができるのも模型の特権です。近鉄や山陽の車両も走らせてみたいです。 Hm819 長きにわたり、製作してきました阪神電車の風景レイアウトもとりあえずここで完成とします。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。