木星土星火星2018年5月6日
連休も今日で終わりです。。。
昨晩、今朝の惑星写真です。なお、幅を1000ピクセルに揃えたので大きさの比較になっています。火星はこれから大きくなります。
好シーイングを期待したが、夜には雲が広がり、その雲が流れて晴れてくるとシーイングが悪化するという悪循環。
木星
2018年5月6日
シーイング2-4/10、透明度2-3/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI224MC、(GSO ED3xバローレンズ)=F55(バローレンズとカメラの間隔が開いたため再計算)
薄雲を通してなのでシャッター速度を下げて撮影。シーイングはこの時点よかった。
露出20msec.ゲイン400、5000枚>75%約3500枚コンポジットx3セットディローテーション
00時03.2分(JST)
雲が動いて、僅かの時間差で写りが悪化。
露出20msec.ゲイン400、5000枚>50%約2500枚コンポジットx4セットディローテーション
00時06.9分(JST)
雲が抜けて期待したが、気流が悪化。
露出10msec.ゲイン400、5000枚>50%約2500枚コンポジットx4セットディローテーション
00時39.2分(JST)
南中を過ぎ、高度が下がったがシーイングはむしろ改善。大赤点も見えてきて撮影しがいがあった。
露出15msec.ゲイン400、5000枚>50%約2500枚コンポジットx6セットディローテーション
01時36.2分(JST)
(5.11追加)
同じ写真をL*a*bにして、L画像のみステライメージ最大エントロピー法で復元、元のL画像に戻して見た。
土星は前回、またカッシーニが二重に写る現象が起きたので、色々試した結果、今回はフリップミラーからバローレンズの接続でガタが取れず、フリップミラーを外してクランプをしっかり締めることで改善できた。
土星
露出40msec.ゲイン400、5000枚>50%約2500枚コンポジットx3セットディローテーション
03時09.8分(JST)
火星はどうも片方向に流れるようなシーイングだったが、なんとか写しとめることができた。
火星
露出10msec.ゲイン350、5000枚>50%約2500枚コンポジットx4セットディローテーション
03時28.0分(JST)
満足とはいかないがこのシーイングでまあ写ったようです。
連休最終日は画像処理で終わってしまいました。この作業改善が必要だなあ。